(4)ポリフェノールには「次世代の善玉菌」を増やす働きがある

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 口から摂取したポリフェノールは、炭水化物やタンパク質などの栄養素と同様に小腸で吸収され、血管(一部はリンパ)を通って全身をめぐり、それぞれの臓器に到達して機能を発揮するのが基本だ。

 ところが「ポリフェノールの体内吸収率はそんなに高くないことがわかっています」と、甲南女子大学医療栄養学部の川畑球一准教授。どういうことなのだろうか。

「小腸から吸収されるポリフェノールは、食事から摂取した量の約10%です。約90%は吸収されずにそのまま大腸に流れてしまいます。しかし、そのまま体外に排出されるわけではなく、大腸に存在する腸内フローラと相互に作用することがわかってきました。そして、この相互作用がポリフェノールの健康機能として表れるのではないか、ということが世界でも大きなトピックとなっています」

 健康維持にはもはや欠かせない「腸活」に、ポリフェノール自体が良い効果をもたらすだけでなく、ポリフェノールが腸内細菌に働きかけたり、働きかけられたりして得られる健康効果もあるというのだ。

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