ホッピー3代目・石渡美奈社長を直撃 クラフトビール加えた総合飲料メーカーの今後、“3つの車輪”で目指す未来
居酒屋で親しまれる「ソト」から悲願の地ビール、そして……
日本のビール文化を語る上で欠かせないのが、ホッピーだろう。ビールテイスト炭酸飲料として主に焼酎の割り材で居酒屋などで親しまれている。ビール文化の定着に一役買ったホッピーを造った初代・石渡秀氏の夢は、実はビール造り。その悲願をかなえたのが1995年。地ビール免許を取得し、4年後には永久免許も取得した。クラフトビールを加えた総合飲料メーカーは今後、どこに向かうのか。3代目社長の石渡美奈氏に話を聞いた。
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石渡社長は1997年の入社当時、広告宣伝部員としてホッピーのイメージ調査を実施。その結果、「居酒屋で余った生ビールを集め、薄めたもの」といった回答を突きつけられたという。
「惨憺たるものでした。当社の工場はたとえ小さくても、ビール工場と同じように温度と鮮度を管理する発酵工場です。そこで造られた商品は本物中の本物なのに、ビールにも、父にも申し訳なくて悔しかったですね」
だが、ホッピーの瓶の中に詰まっているのは、むしろ「本物」へのこだわりだ。原材料はドイツ産麦芽、ハラタウ産のホップ、ミュンヘン由来の下面発酵酵母、秩父山系の天然水。厳選した材料を独自技術で発酵させ、約0.8%のアルコール度数に醸す。


















