今そこにある東京都の危機

<2>2028年「二ツ塚処分場」の期限切れで“ゴミ戦争”勃発

公開日：2017/02/20 17:00　更新日：2017/02/20 17:00

中央防波堤埋め立て地（Ｃ）共同通信社

　昭和４０（１９６５）年、夢の島で大量に発生したハエの大群が、江東区の空を黒く染めた。江東区民の間に他区のゴミの持ち込みを拒否する動きが高まり、いわゆる「ゴミ戦争」に発展。特に住民の反対でゴミ焼却場を造らなかった杉並区からのゴミ搬送車の進入を実力で阻止する動きまであった。

…

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り637文字／全文778文字)

【連載】今そこにある東京都の危機

前の記事 <1>東京にもある“隠れ借金” 毎年5000億円を返済に充てる 2017/02/18 17:00
次の記事 <3>老人の孤独死が年間5000人の時代に 2017/02/21 17:00

この連載の一覧を見る