巨人「高速マシン」打撃練習に“落とし穴” 敵軍コーチが発見

体感速度は１５０キロ超（Ｃ）日刊ゲンダイ

　貯金１で迎える２３日のＤｅＮＡ戦の先発は久保。変化球を駆使した変幻自在の投球スタイルを武器にする、れっきとした「軟投派」だ。前出のコーチはこう続けた。

「この先（広島）黒田とやると術中にはまるかもしれない。巨人はまだ見たことないだろうけど、直球のようで球が全部動くから」

　登板日の関係で巨人はセ・リーグで唯一、黒田との対戦がまだないが、交流戦後に広島は先発ローテーションを再編。２３日の阪神戦に先発することで、そのまま来週３０日からの３連戦で、巨人ＶＳ黒田が実現しそうなのだ。

　最近４カードで２勝１０敗と苦しむ巨人。打開策として導入された打撃練習の真価を見極めるのは、来週の黒田との対戦が終わってからでも遅くない。