他球団が疑問視…巨人・原監督肝いりの「超高速マシン特訓」

公開日: 更新日:

あの練習、いつまでやるんですか? 故障防止のためでしょうけど、金属バットを使っていますよね? 当たり前だけど試合は木製。金属と木じゃ打ち方が違うし、いつまでも金属を使っていたら、フォームを崩すこともあるでしょ。やめ時が見ものです」

 開幕カードで巨人と対戦するDeNAのスコアラーがこう言った。

 原監督が「打てない人は恥をかくでしょう」と宣言していた練習が本格的に始まった。宮崎キャンプ第2クール初日の6日、メーン球場に用意されたのは、「体感160キロ」の超高速マシン。ガシャン! とけたたましい音を立てるこのマシンを使ってのフリー打撃が屋外の一軍球場で初めて行われたのだ。

「160キロ? きょうはそんなに速くないよ。でも、今度は木のバットで打ちたいね」

 金属バットを手に3発の柵越えを放ち、こう言った阿部はマシな方。同じく金属バットを持って打席に入った坂本は速球に詰まらされるたびに、「痛~っ!」と絶叫。新加入の金城はバットを真っ二つに折られて目を白黒させるなど、超高速マシンに悪戦苦闘する巨人ナインを見て、ネット裏の他球団スコアラーはクビをかしげることしきりだったのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手