突貫工事の西野J 足かせは本田&長谷部の“センターライン”

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 ハリルホジッチ日本代表が、ロシアW杯出場を決めた17年8月のオーストラリア戦(埼スタ)の試合後、長谷部が「何度かミスを犯して迷惑をかけた」と肩を落とした。

 相手のプレッシャーにアタフタして苦し紛れのパスをインターセプトされ、何度も決定的なピンチを招いた。実はオーストラリアのスカウティング担当が「長谷部はガタッと衰えた。パスを出そうとする際にモタつく。そこにプレッシャーをかけるとミスを連発する」と看破。実際にその通りだったのである。

■「あの2人にボールを預けるのは不安」

 本田は、強靱なフィジカルを利したボールのキープ力に定評があり、ボールを奪われないことで“タメ”をつくり、攻撃にアクセントをつけられることが強みだった。しかし、前出の某J元監督が「サッカー選手の衰えを推し量るモノに<やたらと転ぶようになる>ことが挙げられる。とにかく倒れない選手だった本田がここ1年、ピッチの上でコロコロと転がるようになった。間違いなくピークの過ぎてしまった選手」と断言する。


 チームのセンターに位置するボランチとトップ下は、攻守の鍵を握るポジションだ。そこでプレーする長谷部と本田に対して、中堅クラスの代表チームメートから「あの2人にボールを預けるのは不安、という声が聞こえてくるようになった」とは前出の元J監督氏。

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