突貫工事の西野J 足かせは本田&長谷部の“センターライン”

公開日: 更新日:

 日本時間9日午前2時開始のスイス戦は、ロシアW杯に向けて大きな意味合いを持っている。

 W杯までに予定されているテストマッチは、スイス戦と12日のパラグアイ戦(日本時間午後10時5分開始)の2試合だけ。

 西野ジャパンの初陣となった先月30日のガーナ戦の先発布陣は3バックだったが、スイス戦では4バックが予想される。

 W杯本番の基本布陣は「3」なのか、それとも「4」なのか、突貫工事でチームを仕上げている西野監督にとって「3も4」も一長一短。どちらにすればいいのか? 何とも悩ましい選択を迫られているのである。

「西野監督は、4バックのボランチに入るMF長谷部、トップ下でプレーするMF本田のセンターラインコンビに同じような不安材料があることを懸念している」とJリーグの元監督が続ける。

「長谷部は2008年1月にドイツ1部ボルフスブルクと契約。それから今季まで11シーズンの長きにわたり、フィジカル勝負の厳しいドイツでレギュラーを張ってきたことで“勤続疲労”が見て取れ、昨年のW杯アジア予選の頃から判断スピードが遅くなり、基本技術の低下も目立つようになった」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?