羽川豊プロゴルファー
１９５７年栃木県出身。７９年日本学生ゴルフ選手権優勝。翌８０年にプロテストに合格すると、ルーキーイヤーの８１年は日本オープン、日本シリーズに優勝。同年代の湯原信光、倉本昌弘とともに「ニューウェーブ三羽烏」と呼ばれた。８２年にはメジャーのマスターズから招待され、初出場で１５位。「世界最強レフティー」と絶賛された。現在はシニアツアーでプレー。テレビ解説者としても活躍している。
東北福祉大の蝉川泰果で史上6人目 男子ツアーのアマ優勝はもはや珍しくない
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では、今の男子ツアーに昔のようなプロが減ったのか、といえばそうではありません。
それより、プロの中に入っても通用するアマチュアが増えているのです。
高校生だとスコアはつくれても、体がまだ出来上がっていません。専修大学ゴルフ部の監督に就き、高校を卒業したばかりの学生を見ると体の線が細く、1日はよくても、3日、4日になると体力が持たない。
それが大学4年目には筋肉もついて、バテない体が出来上がってきます。それにJGAのナショナルチームに入ると、海外での経験も身に付く。
体に芯ができて、技術、経験を積み、場数を踏むことでプロの中でもモノおじしないプレーができる。また下部ツアー出場のチャンスもあり、プロの物差しで自分のレベルがわかるのです。
■プロ以上に飛ばすアマが増えている
すでにプロ以上にボールを飛ばす大学生はたくさんいます。
今はベテランの技より、確固たるテクニックを備えた若い選手の勢いのほうが勝っているといえます。
