問題理事は軽い処分、小林浩美会長は無傷のバカらしさ…露呈した女子プロ協会の“身内びいき”と責任放棄
今季の女子ツアー開幕直前に発覚した、キャディーと人気女子プロ3人の不倫スキャンダルに対して、日本女子プロゴルフ協会がようやく20日に処分を発表した。
川﨑春花、阿部未悠、小林夢果の3選手は、すでに社会的制裁を受けていることを理由に厳重注意。文書では3人とも文春報道にあった醜聞を積極的に引き起こしていないとしている。しかし、問題キャディーの妻である女子プロは「夫が相手から誘われた」(週刊文春3月20日号)としており、協会の調査発表とは事実関係が食い違う。
また昨年夏、その被害妻から夫の不貞を相談された協会の福本佳世理事が、「あなたの夫と付き合った女の子は初優勝する」などと、とんでもない問題発言をしたことについては、【発言が協会の名誉と信用と秩序を毀損することを意図してなされたものでないとしても、理事としては協会の信頼を確保するよう責任ある行動をとらなければならないことなどの諸事情を総合考慮した】として、けん責処分としたことも明らかにした。
難解な文言を並べているが、女子協会は「たいしたことではない」という認識のようだ。