東京五輪
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侍ジャパン五輪金メダルで「得した選手・損した選手」…辞退組も明暗くっきり
金メダルを獲得した侍ジャパンの稲葉篤紀監督(49)は8日の会見で「素晴らしい選手たちと野球がやれて幸せだった」と語った。メジャーリーガーが参加しない6カ国での大会。「勝って当たり前」といわれる中、5連勝で悲願の金メダルをもぎ取った。...
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プロ野球助っ人が国内ゼロになる日 東京五輪喧噪の裏で…メヒアやロメロなど次々退団
もはや止めるすべはない。 8日に閉幕した東京五輪。その喧噪の裏でプロ野球の助っ人が次々に日本球界を去っている。 ■五輪喧噪の裏で続々と 退団者1号となったのは、東京五輪の野球米国代表としても出場したオリックスの...
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パラリンピックが抱える「二面性」…コロナ感染爆発でも医療崩壊でも、やめるにやめられない
五輪はまだ終わっていない。 オリンピックが8日に閉幕。史上最多58個のメダルラッシュに日本は沸いた。菅首相は「(米国バイデン大統領から)素晴らしい成功を収めたと祝意を頂戴した」とご満悦だったが、24日にはパラリンピックが開幕...
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五輪・パラ用のユニフォーム1万人分が宙ぶらりん…配布されず保管
東京五輪・パラリンピックのボランティアのために、全国の自治体が購入した約1万人分のユニホームが、配布されないまま保管されていることが分かった。11日、NHKが報じた。 中ぶらりん状態になっているのは、大会期間中、街中で案内を...
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【Q】東京五輪のための費用は後から国債で賄うんですか?
監督に五輪のことを聞きたいです。一緒に住んでいる彼とやってよかったと話しています。開催前に関係者の辞任などが続いた時は、やった行為はダメでもあの魔女狩り的な空気が怖かった。コロナが増えているので無観客は妥当、騒ぎ過ぎです。五輪はやる...
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NYタイムズは「政権に逆効果」と酷評…異例ずくめの東京五輪を海外メディアはどう“総括”したか
ようやく終わった東京五輪。バッハ会長や菅首相らが強行開催した異例ずくめの“祭典”を、海外メディアはさまざまに評価している。選手たちからは24時間営業のコンビニに「便利だった」と称賛の声。豪ABCニュースが閉会式の五輪マークをあしらっ...
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東京五輪「銀」稲見萌寧に期待するこれから 国内ツアーで十分稼げるが…
東京五輪ゴルフ競技は稲見萌寧が男女合わせて日本人初のメダリストに輝きました。 大会2日目からメダル圏内につけて、5打差3位タイ発進の最終日は12番からの4連続を含む9バーディー(3ボギー)を奪い、勢いは終盤になっても衰えませ...
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宴の間に医療崩壊 菅政権にやらせていたら国民は皆殺し
この宴が何をもたらしたのか。東京五輪が8日閉幕したことを受け、菅首相が9日、爽快な音楽をバックにうつろな目で原稿を棒読みする動画を首相官邸のツイッターに投稿した。 「新型コロナの中で、開催が1年延期され、かつてない様々な制約の...
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大竹しのぶは“貧乏クジ”を引かされた…五輪閉会式で大トリも演出ドッチラケで評価散々
「まるで葬式」と海外メディアに報じられた東京五輪開会式よりも、評価が低いともっぱらなのが閉会式だった。とりわけ大竹しのぶ(64)が合唱団の子供たちと宮沢賢治の「星めぐりの歌」を歌い、聖火台の火が消えるのを見守る大トリのフィナーレはドッ...
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バブルぶっ壊し夜の街へ…豪州記者が明かした本音「こんな五輪取材は金輪際ごめん」
♪Jolly Jolly~ 前週の「週末もここで会いましょう!」との約束から1週間。東京五輪の閉会式前夜に新宿のミックスバーを訪ねると、オーストラリア人がカラオケに興じていた。 団体は前週より3人少ない。 「3人...
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菅内閣支持率最低の35%…五輪開催「よかった」64%も政権浮揚の打算不発=読売調査
五輪を政権浮揚につなげようという菅首相の打算はみじめな不発に終わったようだ。10日の読売新聞が発表した全国世論調査(7~9日に実施)によると、東京五輪開催を肯定的にとらえた人は多かったが、内閣支持率は発足以来最低を記録した。 ...
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太田雄貴氏が仲間入り “五輪貴族”IOC委員の墜落ぶりと依然はびこる拝金主義
晴れてお貴族サマの仲間入りである。 4日、2008年北京、12年ロンドン五輪銀メダリストで日本フェンシング協会の太田雄貴前会長(35)がIOC(国際オリンピック委員会)の選手委員に当選した。IOC委員には個人枠、選手枠、IF...
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“体裁第一”だった東京五輪のチグハグ 競技直後マスク、メダル授与式、会場になぜか「応援団」が…
コロナ禍の東京五輪では、いくつもの「違和感」があった。 まずは「競技終了直後のマスク」問題である。参加者向けの規則集「プレーブック」には「アスリートはインタビュー時にマスクを外すことができます」とあるが、例えば、陸上が行われ...
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東京五輪でIOC丸儲けも…日本国民に重くのしかかかる「4兆円の後始末」
「パンデミック下で初めて世界が一つになった。日本のみなさま、成し遂げたことをどうか誇りに思ってください。ありがとう日本」 8日に行われた東京五輪の閉会式。国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長はこう言って、「成功」を強調...
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東京五輪を通して日本サッカーに「頼りになるストライカー不在」という課題を突き付けられた
東京五輪の3位決定戦でメキシコと対戦した日本U-24代表の選手たちは真っ白のユニフォーム、パンツ、ストッキングでピッチに登場した。 左胸にはJFA(日本サッカー協会)のエンブレムはなく、シンプルに「日の丸」のマークが入ってい...
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【新国立競技場】総工費1600億円、年間維持費24億円の中途半端な巨大施設の今後を憂う
男子マラソンで大迫傑(ナイキ)が6位入賞を果たし、決勝に挑んだ女子バスケットボール日本代表がアメリカに善戦しながら銀メダルに終わった8月8日、東京五輪最終日。 台風10号が遠ざかり、晴れ間も見えてきた夕方の東京・国立競技場(...
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“密”な東京五輪閉会式で「一番良かったのはパリ五輪の紹介映像」の冷ややかな声
「新型コロナが爆発的に感染拡大している状況ですから、開会式以上に閉会式が地味だったのはいいとして、全体を通して演出の意図が意味不明でしたね」と芸能ライターの吉崎まもる氏は苦笑する。 8日夜に行われた東京五輪の閉会式は〈つまんな...
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「昼下がりの公園で着物でけん玉」の現実離れ 東京五輪閉会式の演出にも愕然
8月8日、2週間に渡って開催された東京五輪の閉会式が国立競技場で行われた。57年ぶりに東京で開催されたオリンピックのテーマは「United by Emotion(心でつながる)」だったが、8年前の招致当初は「平和への貢献」をテーマに...
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メダリストで組織委顧問の山本博氏「東京大会は2年延期すべきだったと思っています」
8月8日に閉幕した東京五輪。連日のメダルラッシュに沸いた一方、コロナ禍の影響でスタンドには関係者の姿しかなかった。ずさんなバブル方式で関係者から感染者が相次いだことも忘れてはならない。組織委員会顧問で「無観客の判断が遅い」と苦言を呈...
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【野球】侍ジャパン後任監督に高橋由伸氏が急浮上 稲葉篤紀氏は金メダルで“有終の美”
侍ジャパンは7日、米国と金メダルをかけて決勝を戦い2-0で勝利、見事に金メダルに輝いた。日本の金メダルは公開競技だった1984年ロサンゼルス五輪以来37年ぶり、正式競技としては92年バルセロナ五輪から実施6大会目で初めてだ。 ...
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女子53kg級金の向田真優もコーチとゴールイン!レスリングに「指導者と教え子」カップル多いナゼ
女子レスリング53キロ級決勝で向田真優(24)が龐倩玉を5-4で下して金メダルを手にした。向田は2019年、至学館大時代から指導を受ける志土地翔大氏(34)と婚約。同氏が大学を退職したこともあり拠点を東京に移してフィアンセと二人三脚...
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海外メディアがこぞって報じたコロナ禍五輪での「選手の精神面」
「東京オリンピックが残した未来への教訓:時にはやり続けるよりやめてしまった方がいい」 こんな衝撃的な見出しを掲げたのは8月5日付「ワシントン・ポスト紙」(電子版)。 コロナ禍の五輪なんて中止にした方がいい、という内容か...
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NHK桑子真帆アナの運命を握る五輪閉会式中継 局内に広がる「3度目の大ミスが心配」の声
東京五輪もラストスパート。連日熱戦を伝えてきたNHKだが、8日夜の閉会式中継をめぐって局内では「心配」の声が出ているという。閉会式中継を担当するエースの桑子真帆アナ(34)が“ミス”しないかどうか、というのだ。 桑子アナは8...
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モロッコ「五輪選手」がプレイブック(規則集)違反の浅草観光か?
「Tシャツでも買おうと、浅草で大手衣料品店に入ったんです。上のフロアに行こうとエスカレーターに乗ったら、たまたまた目の前に外国人3人組がいました。同じ色のオレンジの短パンをはいていて、スポーツ選手かなと思いました。最近の浅草は外国人旅...
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“メダルラッシュ”でも隠しきれない「東京五輪」負の遺産
東京五輪が8日閉幕する。天下の愚行もようやく終わるが、国内外の失笑を買った開会式以降、大メディアは日本選手のメダルラッシュに大騒ぎ。特にヒドイのがNHKだ。 総合、Eテレ、BS1、BS4K、BS8K、ラジオ第1の6つの放送波...
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【ゴルフ】トッププロはイーグル量産 霞ケ関CCのどこが世界基準コース?
果たして“世界一”を決める舞台にふさわしかったのか――。今さらながら、ゴルフ関係者の間ではこんな声がしきりだ。 【写真】この記事の関連写真を見る(08枚) 6日に3日目を終えた女子は、稲見萌寧(22)が首位に5打差の3...
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【バスケ女子】初の決勝進出の裏に3Pシュート戦術とWNBA仕込み渡嘉敷の“鬼軍曹”ゲキ
女子バスケットボール日本代表の快進撃が止まらない。最新世界ランキング2位の日本が、準決勝で同5位のフランスを87-71で下し、初の決勝進出を決めた。 司令塔・町田瑠唯(28)の18アシストも五輪新記録。これまで1976年モン...
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【マラソン】一山麻緒は大健闘 前夜スタート時間繰り上げドタバタも8位入賞
女子マラソンは最後の最後までIOCと組織委員会に振り回された。 7日午前6時にスタートしたレースは、日本の前田穂南(25)、鈴木亜由子(29)、一山麻緒(24)が20キロ前まで先頭集団に加わったが、当初は午前7時開始予定だっ...
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【陸上】男子400mリレー衝撃のバトンミス!不振とメダルの重圧から出た焦り、広がった世界との差
衝撃の結末だった。 男子400メートルリレー決勝が6日の午後10時50分にスタート。日本代表は2016年リオ五輪銀メダルを上回る金を狙ったが、2大会連続3度目のメダル獲得どころか、なんとバトンミスによる途中棄権に終わった。 ...
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【陸上】田中希実1500mで8位 女子中距離93年ぶり歴史的入賞の裏側
「日本選手は入賞も無理」と言われてきた女子の中距離。日本女子で初めてこの種目の、しかも決勝に出場した田中希実(21)が3分59秒95で8位入賞を果たした。 【写真】この記事の関連写真を見る(6枚) 準決勝では日本勢として...