東京五輪
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ぼったくり男爵の再来日に非難轟々!それでもIOCバッハ会長が日本を目指すワケ
「もう来なくていい」「日本で歓迎されてると勘違いしてないか」――。ぼったくり男爵ことバッハ・IOC会長が再来日することが決まり、SNSで非難が巻き起こっている。 【写真】この記事の関連写真を見る(18枚) バッハ会長は、...
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IOC委員になった太田雄貴への疑問 五輪の窮地になぜ声を上げなかったのか
気付いたら太田雄貴がIOC(国際オリンピック委員会)委員になっていた。さすが、戦術に長けたフェンサーである。 【写真】この記事の関連写真を見る(18枚) 2013年、ブエノスアイレスのIOC総会で2020東京が決まった...
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<3>浅草では開業わずか1年半で営業終了のホテルも…中国資本は足早に撤退
「こんなに建ててどうするの?」――浅草を歩いて驚かされるのはホテルの数の多さだ。2019年の訪日外国人客数は3188万人に達し、肥大化するホテル市場にはとめどなく資金が流れ込んだ。 不動産情報サービスのマーキュリー(東京都新宿...
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あなたのお悩み、何でも聞きます 前五輪パラ組織委トップによる「セクハラ相談室」
度重なるセクハラ発言で仕事を失い、隠居同然の身となっている前五輪パラリンピック組織委員会会長のジイサマ、ひとり愚痴をこぼす日々だろうと想像する。 「あ~暇だ。なんか終身名誉会長とか、ナガシマくんみたいに上座に座るような仕事はな...
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なぜTV局はアスリートをおもちゃにするのか? ボクシング村田諒太はテレ朝に激怒!
まるでテレビ局のハシゴだ。 東京五輪が閉幕し、どこの民放テレビ局も金メダリストを多数集めた企画でゴールデンタイムの番組を構成。競技に関する質問は皆無ではなかったが、例えば卓球の混合ダブルスで中国に勝った水谷隼には、優勝の瞬間...
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柔道五輪金・阿部一二三がライバル丸山城志郎を下した“世紀の一戦”の裏に「2時間の極秘特訓」
東京五輪男子柔道66キロ級を制した阿部一二三(24)が、五輪切符を掴み取ったのは昨年12月13日。この日に行われた同階級の代表枠を懸けたワンマッチには、公になっていない裏話があった。 【写真】この記事の関連写真を見る(15枚)...
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<2>「令和の五輪」は“地方創生”をうたうも都心の一極集中は解消せず
1964年に開催された「昭和の東京五輪」――この頃、日本は戦後の高度経済成長期に突入、すでに都心の一極集中が問題となっていた。五輪開催の舞台裏では地方経済への波及が期待されたが、「ほとんどの外国人客は地方には行かなかった」(観光白書...
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元日本陸連副会長・帖佐寛章氏が激高「今回の東京五輪は最悪だ!」
コロナ禍でのオリンピックが閉幕して1週間が過ぎた。元日本陸連副会長の帖佐寛章氏は1960年ローマ大会から2004年アテネ大会までは陸上コーチや役員として現地へ入った。それ以後はテレビで観戦。日本選手の応援だけでなく、メインスタジアム...
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パラリンピックは無観客決定でも…中止にならない「令和の学徒動員」の是非
「これは一体何ですかね。やり方が非常に汚いですよ」 こう嘆くのはスポーツファンの吉川潮氏(作家)だ。 【写真】この記事の関連写真を見る(19枚) 16日、東京五輪・パラ組織委員会は4者協議の結果、24日からのパラ...
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<1>2本柱「IR」と「東京五輪」への期待 バブルは寸前ではじけた
令和3年夏の東京オリンピックは、外国人観光客ナシで幕を閉じた。これはインバウンド的に見てもあり得ないシナリオとなった。日本政府は東京五輪を視野に「2020年に4000万人」という目標を掲げ、訪日外国人客をかき集めてきたが、これがまっ...
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福島県相馬市長 「迅速なワクチン接種『相馬モデル』には震災で培った経験が生きています」
先月半ばに高齢者はおろか、16歳以上の希望者の接種がほぼ完了。あとは今月17、18日の中学生の2回目を待つのみ。新型コロナウイルスワクチン接種加速の好例として名高い「相馬モデル」。地区単位で接種日時を指定し、集団接種を行う独自制度の...
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「エンターテインメント」と「ナショナリズム」のバランスを探る作業には終わりがない
東京五輪は中止にするべきだったと思っています。トライアスロンの選手が完走後に倒れ込んで嘔吐する姿やアーチェリーの選手が熱中症で倒れたといった報道を目にするたび、この国のいびつさをいや応なく思い知らされたスポーツの祭典。なぜ真夏の東京...
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エースとして日本卓球界を牽引してきた水谷隼選手に感慨を抱いた
今回の東京五輪では日本選手が記録的な数の金メダルを獲得しましたが、中でも「金メダルを取れて本当によかった」と思わせてくれたのが、卓球の水谷隼選手(32)です。伊藤美誠選手(20)とペアを組んだ新種目の混合ダブルスで、これまで歯が立た...
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最悪だった開会式 165億円もかけて、なぜキティちゃんもドラえもんも使わなかったの?
今まで、こんなにイチャモンをつけられた五輪はなかったよね。1年延期になったから、それも仕方ないけど。 そもそも、コロナ禍で国民の自由は奪われ、飲食店は「営業妨害」と言っていいぐらいの自粛を強いられているのに、なぜ五輪だけ特別...
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【緊急寄稿】谷口源太郎「IOCによって五輪は終わりに近づいている」
東京オリンピックは、オリンピックを終焉へと近づける大会となった。新型コロナウイルスの感染拡大で緊急事態宣言が発せられるなかで人の命や尊厳をないがしろにして大会は強引に開催された。そこまでするだけの価値、意義があるのか。誰のための、何...
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東京五輪グッズ売買活発 記念硬貨や切手が値上がり“プレミア状態”のナゼ
8日に閉幕した東京五輪。開催の是非はさておき、日本勢のメダルラッシュで大会が盛り上がるにつれ、閑古鳥が鳴いていた公式グッズのオフィシャルショップには客が殺到したという。 公式ユニホームのレプリカTシャツやタオル、競技別のキー...
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東京五輪ほぼ収穫なし スカウトの評価を上げたのは巨人のメルセデスだ
日本が全勝で金メダルを獲得した五輪の野球は、米国にいる我々メジャー球団のスカウトもテレビ観戦した。 結論から言うと、収穫はほとんどなかった。つまり五輪が終わった段階で、かつての田中(現楽天)やダルビッシュ(現パドレス)のよう...
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2人の“ルーキー侍”栗林良吏と伊藤大海に懸念される東京五輪フル回転の反動
約60試合を残す後半戦で懸念されるのは、金メダルを獲得した東京五輪で大車輪の活躍を見せた2人のルーキー侍の反動だ。 侍ジャパンの守護神として全5試合に登板して2勝3セーブを挙げた広島の栗林良吏(25=トヨタ自動車)は、米国と...
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稲見萌寧に協会からメダル報奨金1000万円 それでも“お釣り”が来る貢献度
【NEC軽井沢72ゴルフトーナメント】第1日 「稲見のメダル獲得が育成強化の追い風になれば……」 【写真】この記事の関連写真を見る(08枚) 日本ゴルフ協会(JGA)内では、こんな声が聞こえてくる。 東京五...
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東京五輪の“学芸会”開閉会式は日本のダサさと思考停止ぶりを世界に知らしめた
すったもんだのオリンピックが終わった。コロナ禍で精いっぱいの健闘をされた選手の皆さんには敬意を表したい。しかしながら開閉会式の中継を見て覚えたのは、「オリンピックはすっかり広告代理店が仕掛ける学芸会になってしまった」という諦念である...
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北京冬季五輪は人権問題がネックに 米国がボイコットなら日本は追従するのか?
米国が動き出した。 米ホワイトハウスは11日、バイデン大統領が12月に民主主義諸国の首脳らが参加する「民主主義サミット」をオンライン形式で開くと発表した。サミットでは「専制主義からの防衛」「汚職との闘い」「人権尊重の促進」が...
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卓球が競泳が…名将退任ラッシュと強化費縮小でパリ五輪のメダル半減に現実味
退任ラッシュが止まらない。 史上最多58個のメダルラッシュで幕を閉じた東京五輪。盛況に終わった宴の後で、メダル獲得に貢献した指揮官たちの退任が相次いでいる。 【写真】この記事の関連写真を見る(16枚) 卓球の男...
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開催都市としてのビジョンなき東京「五輪開会式」からメッセージ性が消えるのは必然
ニュースでは連日、金メダルの行方と同じ枠内で、コロナ感染者数が報道された。喜んでいいのか悲しむべきか、歓喜と不安が世論を包み込んでいた。まさに「一利一害」という言葉がそのまま当てはまる事態であり、五輪開会式は、そのことを象徴するよう...
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侍ジャパン選手に金メダル後遺症あるか? 大変なのは野手より投手
5戦全勝で金メダルを獲得した侍ジャパンで4番を張った広島の鈴木誠也(26)が、10日のソフトバンクとのエキシビションマッチで早くも試合に出た。本来は12日から一軍合流予定だったそうだが、「出ておきたかった。侍ジャパンとの温度差を感じ...
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河村たかし名古屋市長が“ガブリ”で弁償を口に…金メダルの原価は「9万8145円」
「不快な思いをさせて大変申し訳ございませんでした。深く反省しております」――。本当に反省しているのかどうかはさておき、12日、名古屋市の河村たかし市長が会見で謝意と弁明を口にした。 【写真】この記事の関連写真を見る(15枚) ...
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IOCバッハ会長の凄まじい嫌われっぷり 広島訪問「警備費」県と市負担にネットで大ブーイング!
<五輪のパフォーマンスに利用された感じ><別に来なくて良かったのに><で、何しに来たん><塩撒きたい気分> 国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が先月16日、広島を訪問した際の警備費用約379万円を、県と市が折半して負...
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作家・本橋信宏 緊急事態宣言下の東京五輪「光と影」を逍遥する
緊急事態宣言下、ほとんどが無観客で開催された異例ずくめの東京五輪。「アンダーグラウンドシリーズ」で“東京の異界”をつぶさに見続けてきたノンフィクション作家の本橋信宏氏が、静かな狂乱に包まれた焦熱の開催地、東京の街をそぞろ歩いた。 ...
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オリンピックに思う近代五輪の終焉
今回の東京五輪で何かが変ったと感じるのは、私だけだろうか。 夏空に回転するスケートボードの少年少女たちの演技を見て、近代五輪は終ったと、はっきりそう思った。 パリ五輪では新たにブレイクダンスも加わるという。これらを都...
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菅首相は夢想に逃げるな コロナも開催費も膨らんだ東京五輪の検証はこれから
『政府の人たちは明日からもずっと、テレビが「東京オリンピック!あの感動をもう一度」とかの番組を流しっぱなしにしてほしいだろな』(香山リカ・医師コラムニスト) これは8月8日の香山先生のツイッターの言葉。 なんか地味に笑...
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東京五輪でメダルを「手にした」稲見萌寧と「逃した」畑岡奈紗の大きな違い
米LPGAツアー4勝を挙げ、世界ランキングの日本人選手上位を守り続けてきた畑岡奈紗には、金メダルしか頭になかったはずだ。 今年は6月の全米女子オープンで笹生優花とのプレーオフに敗れはしたが2位。7月初めのマラソン・クラシック...