東京五輪
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浮かびあがる「電通五輪」の実態…組織委発注2年前から“入札骨抜き画策”資料を社内共有
東京五輪・パラリンピックの談合事件をめぐり、「電通五輪」の実態が少しずつ明らかになってきた。談合を主導したとされる広告大手「電通」が、「入札を有名無実化して電通の利益の最大化を図る」などと記した資料を社内会議で共有していたことが判明...
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東京五輪談合事件は都庁に“飛び火”するのか?都幹部が不正知りながらスルーした可能性
司直の手が思わぬところに及びそうだ。 東京五輪の談合事件を巡って、独占禁止法違反容疑で逮捕された大会組織委員会大会運営局元次長の森泰夫容疑者らによる受注調整に、博報堂など広告・イベント4社の幹部4人が関与していた疑いがあるこ...
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談合事件で逮捕の元次長は「五輪運営のキーパーソン」…“仕事ができる男”の驕りと大失態
東京五輪・パラリンピックの談合事件を巡る大会組織委員会運営局元次長の森泰夫容疑者(55)らの逮捕は、スポーツ界だけでなく、国民にも大きな衝撃を与えた。 森容疑者は「東京オリパラ運営のキーパーソン」と言われていたが、同容疑者の...
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五輪談合に博報堂幹部ら4人も関与か? 組織委事務局内で受注調整も =読売報道
東京五輪・パラリンピックを巡る談合事件で、新たに博報堂など広告・イベント4社の五輪担当幹部ら4人が受注調整に関わった疑いのあることがわかった。14日の読売新聞が報じた。受注調整が組織委事務局内で行われていたことも判明した。 ...
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捕まっているのは小物ばかり「死人に口なし」「巨悪は逃げ切り」に国民の憤懣
どこまで腐り切った大会だったのか。「贈収賄」の次は「談合」である。東京五輪に絡んで、また逮捕者だ。 東京五輪・パラリンピックの運営をめぐる談合事件で、東京地検が8日、大会組織委員会の運営局の次長だった森泰夫容疑者(55)ら4...
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小池知事は五輪談合事件にも他人事…都HP「組織委を全面支援」明記で問われる当事者意識
汚職事件に続き、今度は談合事件だ。 東京五輪・パラリンピックのテスト大会計画立案業務を巡る入札談合事件で、東京地検特捜部は8日、独禁法違反(不当な取引制限)容疑で、大会組織委員会大会運営局の元次長、森泰夫容疑者(55)を逮捕...
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東京五輪パラ組織委の元次長ら4人逮捕へ 本大会を含め約400億円の談合容疑
東京五輪・パラリンピックの業務をめぐる談合事件で、東京地検特捜部は、大会組織委員会大会運営局の元次長や落札企業の関係者ら計4人に対し、8日出頭するよう要請した。 独占禁止法違反(不当な取引制限)の容疑が固まり次第、逮捕する方...
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東京五輪組織委元次長が一転、談合認める…電通担当者らと「共同正犯」で立件へ
東京五輪・パラリンピックのテスト大会で大会組織委員会運営局の元次長が談合を認めていることが分かった。2日の毎日新聞が報じた。 組織委運営局はテスト大会の入札公募前の2017年に、広告代理店やイベント会社のスポーツ大会の実績を...
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東京五輪パラ組織委の元次長 テスト大会の落札業者から顧問料を受け取っていた
東京五輪・パラリンピックの組織委員会大会運営局の元次長が、テスト大会の業務を落札した企業から顧問料をもらっていることがわかった。1日の毎日新聞が報じた。元次長と落札企業は五輪テスト大会の談合事件で、東京地検特捜部の家宅捜索を受けてい...
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東京五輪談合めぐり組織委員会元次長を立件へ…受注主導、公募前に落札伝達の疑い
東京オリンピック・パラリンピックのテスト大会の運営を巡る談合に関して、東京地検特捜部は大会組織委員会の元次長を独占禁止法違反(不当な取引制限)で立件する方針を固めた。 関係者によると、組織委の大会運営局は2017年、テスト大...
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パーク24(上)JOC竹田前会長との関係は16年 社外取締役辞任まで面倒を見てきたことになる
駐車場大手のパーク24(東証プライム上場)は2022年10月26日、日本オリンピック委員会(JOC)の前会長、竹田恒和氏(75)が社外取締役を辞任したと発表した。「本人から申し出があった」と説明。辞任の理由は「一身上の都合」としてい...
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スイスなど「3カ国連合」が2030冬季五輪に意欲…札幌に強敵出現で「招致断念」ダメ押し
東京五輪を舞台にした汚職、談合事件などの影響で五輪に対する世間の逆風が強まっているが、札幌市は相変わらず2030年冬季大会招致を目指している。しかし、“伏兵”の参戦でいよいよ望みはついえそうだ。 スイスの日刊紙「ル・タン」(...
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JOC山下泰裕会長の年頭挨拶は中身ゼロ…この国の「スポーツ汚職」は五輪だけではないのに
まるで政治家のスピーチだ。 日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長は5日、職員に向けて年頭の挨拶をした。 「改めてスポーツの価値、五輪の価値は何なのか。そういったことに真摯に向き合いながら、さまざまな課題にしっ...
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白日の下に晒された「ダメ東京五輪」の実態…大会経費1.7兆円に膨張、茶碗5万杯の食材を連日廃棄していた!
五輪を舞台にした汚職事件の公判が22日に始まる中、会計検査院が21日、東京五輪・パラリンピックの大会経費の総額を調べた報告書を公表。コロナ禍に強行された国家イベントは、やはりデタラメのオンパレードだった。「2030札幌五輪」の実現は...
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AOKIに影を落とす「五輪汚職」異例のトップ交代劇で横浜銀行出身の田村春生氏が新社長に就任
AOKIホールディングス(HD)は6日、田村春生副社長(65)が社長に就任したと発表した。東英和社長(57)は副社長に就く。 東氏は6月に社長に就いていたが、「一身上の都合で辞任したい」と申し出があったという。社長と副社長が...
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大阪万博「中核事業」公募に「1社のみ参加」続出の不可解…東京五輪談合事件との類似点
広告業界トップ「電通」や2位の「博報堂」などが次々と家宅捜索を受けた東京五輪談合事件。談合の疑惑が持たれている五輪テスト大会関連業務の競争入札26件の大半は、1社しか参加しない「1社応札」で実施されていた。「事前に入札を割り振ったこ...
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札幌五輪は東京が醜聞まみれでも消えず…2030年冬季開催地決定「無期限延期」の裏事情
いつになったら決まるのか。 6日、IOC(国際オリンピック委員会)が理事会を開き、2030年冬季五輪の開催地決定時期を無期限で延期することを決めた。当初予定されていた年内での決定が来年秋の総会に延期されていたが、再延期となっ...
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従業員7人下請けでも容赦なくガサ入れ…五輪談合事件捜査拡大に透ける特捜部の本気度
東京五輪・パラリンピックのテスト大会をめぐる入札談合事件で、特捜部は29日、独占禁止法違反(不当な取引制限)容疑で新たに広告大手「ADKホールディングス」と広告最大手「電通」の各グループ会社を家宅捜索。25日、28日に続く強制捜査は...
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五輪談合事件で博報堂など新たに4社“ガサ入れ”…そして取りざたされる電通出身のキーマン
東京五輪・パラリンピックのテスト大会をめぐる入札談合事件の強制捜査が、拡大だ。 東京地検特捜部と公正取引委員会は28日、独占禁止法違反(不当な取引制限)の疑いで、広告大手「博報堂」など4社を家宅捜索。“ガサ入れ”を食らったの...
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大がかりな悪事の裏に何がある? 国民の関心は電通と政界の黒い癒着だ
汚れた五輪の利権構造は底なしだ。東京五輪のテスト大会に関する入札で談合があったとして、東京地検特捜部と公正取引委員会が独占禁止法違反(不当な取引制限)の疑いで強制捜査に乗り出した。 家宅捜索したのは、広告大手「電通」本社やイ...
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東京五輪テスト大会の談合疑惑、独禁法違反で電通など強制捜査へ 読売新聞が報じる
東京五輪・パラリンピックのテスト大会の入札談合疑惑をめぐり、東京地検特捜部は、入札参加業者などの間で談合が行われた疑いが強まったとして、独占禁止法違反(不当な取引制限)容疑で強制捜査に乗り出す方針を固めた。25日の読売新聞が報じた。...
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東京五輪お次は「官製談合」疑惑 電通は“だんまり”でも暴露合戦の足音迫る?
何から何まで真っ黒だ。東京五輪のテスト大会をめぐり、大会組織委員会による「官製談合」疑惑が持ち上がった。 問題となっているのは、テスト大会の計画立案業務に関する入札。現在は清算法人に移行している大会組織委員会が2018年5~...
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五輪談合疑惑で竹田JOC前会長が“再浮上” 特捜と公取「馬ルート」ロックオンで捜査再燃か
東京五輪の闇はまだまだ根が深い。大会組織委員会が発注して複数の広告代理店が受注した競技のテスト大会に関する入札で、談合が行われた疑惑が浮上している。東京地検特捜部は独占禁止法に抵触する疑いがあるとみて、公正取引委員会と連携して捜査。...
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汚れた東京五輪に今度は“談合疑惑”が浮上…司直の手は電通に伸びるのか
東京五輪は、どこまで汚れていたのか──。汚職事件に続き、談合疑惑が発覚だ。2030年の札幌五輪招致が進んでいるが、この国での五輪開催はもう無理じゃないか。 五輪汚職で摘発された贈賄側5社のうち一部が東京地検特捜部に対し、競技...
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2025年世界陸上は“クリーン”に行われるのか? 前回91年大会では接待や贈り物ジャブジャブ
もう、湯水のごとくは許されない。 東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件を受け東京都は14日、今後の国際スポーツ大会でのガバナンス強化に向けた有識者会議を設置すると発表した。弁護士や公認会計士らで構成し、12月の初会合から再...
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小池都知事「汚職再発防止」会議発足の“茶番”…五輪総括なしで森元首相は高笑い
東京五輪汚職事件を踏まえ、小池都知事が14日、再発防止に向けた有識者会議を都に設置すると発表。12月に中間とりまとめを示すという。 3年後に都で聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」と「世界陸上」が開催されることもあ...
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五輪汚職事件は捜査終結、森元首相“また逃げ切り”…政界ルートに迫れない特捜部の腰砕け
腑に落ちない結末だ。東京五輪汚職事件で東京地検特捜部は9日、受託収賄罪で大会組織委員会元理事の高橋治之被告を追起訴。実に4度目の起訴で3カ月半に及んだ一連の捜査は事実上終結した。 特捜部は高橋被告の収賄額を総額2億円まで積み...
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五輪汚職に揺れるADK新社長に大山俊哉氏 米ファンド「べインキャピタル」のご指名で就任
広告大手ADKホールディングスは10月20日、東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で逮捕された社長の植野伸一容疑者(68)の退任を発表した。後任には子会社のADKマーケティング・ソリューションズの大山俊哉社長(63)が就いた。 ...
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KADOKAWA(上)五輪汚職で角川歴彦会長が辞任「兄に続く逮捕」の衝撃
五輪汚職の贈賄側の“主役”の一社、KADOKAWA(東証プライム上場)で、逮捕・起訴された会長の角川歴彦(79)が10月5日、会長を辞任した。同日、社長の夏野剛(57)が謝罪会見を開き公表した。ただ、角川は取締役としては残り、引き続...
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五輪汚職のキーマン高橋治之被告を4度目の逮捕へ…浮かび上がった“慶応&ゴル友”人脈
五輪汚職を巡って、東京地検特捜部が、大会マスコットのぬいぐるみを販売した「サン・アロー」(東京)から賄賂を受け取ったとして、大会組織委員会元理事の高橋治之被告を受託収賄容疑で再逮捕する方針を固めた。 高橋被告は、大会スポンサ...