小池都知事ゴリ押しのパラリンピック学校観戦を「パラの父」はどう見ているか

公開日: 更新日:

 保護者らに波紋を広げている児童・生徒のパラリンピック観戦。18日時点では東京都の公立・私立の学校を合わせて約13万人の子供たちが参加する予定だった「学校連携観戦プログラム」の辞退が相次いでいる。24日には江戸川区と江東区が参加中止を決めた。

【写真】この記事の関連写真を見る(20枚)

 新型コロナによる全国的な感染爆発は無観客開催だった東京五輪のときより悪化している。「自宅放置」されている患者の死亡が全国で続出し、国家の非常事態といえる。

 政府分科会の尾身茂会長が、児童・生徒の観戦について懸念を示したのは当然だが、小池百合子都知事は「パラリンピアンのパフォーマンスを実際に見ていただくことは極めて教育的価値が高い。安全対策をしっかりと講じ、保護者の方々の意向も踏まえて行う」と言う。

 そんな「熱意」を1964年東京パラリンピック選手団長で「日本パラリンピックの父」と呼ばれた故・中村裕氏はどう見ているだろうか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち