アベノミクス
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“高市トレード”再燃で日経平均4万9000円突破も…国民不在の「ネオ・アベノミクス」で生活苦は加速する
ヤマトの国育ちの「奈良の女」の執念が実り、自民党の高市総裁の首相就任が確実となって「高市トレード」が再燃している。21日の日経平均株価は、前営業日比130円56銭高の4万9316円06銭と続伸した。20日には株価が爆騰。前週末比16...
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とうとう1ドル153円台の猛烈円安…「高市トレード」で外国人だけがウハウハという大矛盾
「高市トレード」が市場を揺るがしている。自民党の高市新総裁の選出以来、鮮明にする積極財政への期待から株価は高騰続き。日経平均は8日、5営業日ぶりに反落したが、終値4万7734円99銭は史上最高値圏にある。 空前の株高に沸く一方...
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「サナエノミクス」が苦しい家計に追い打ち! 物価高ガン無視で“利上げ牽制→インフレ加速”のトンチンカン
22日の自民党総裁選(10月4日投開票)の所見発表で高市早苗前経済安保相が引用した歌人・大伴家持には、こんな歌がある。 〈この見ゆる 雲ほびこりて との曇り 雨も降らぬか 心足らひに〉 日照りが続き田畑が枯れる中、国...
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株式市場はアベノミクスの継続期待 誰が総理になっても確実なのは庶民切り捨て
連日、株価が狂騒しているが、総裁選のメンメンを見れば、上がる要素は皆無だろう。それでも高騰が続くのは刹那のアベノミクスへの継続期待。大企業優遇、円安・物価高放置、庶民には雀の涙のバラマキでごまかす算段。だから、この総裁選はドッチラケ...
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市場は早くも「高市トレード」だが庶民に恩恵なし…サナエノミクスが招く株高・物価高の暗澹
早くも市場は「サナエノミクス」とやらに浮かれている。 石破首相の退陣表明から最初の取引となった、8日の東京株式市場の日経平均株価は、前週末比625円06銭高の4万3643円81銭。次期政権が景気刺激策を打ち出すとの期待から、...
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「中央銀行に人事介入」トランプ大統領の手法は安倍元首相の真似事
米国のトランプ大統領がいよいよ、中央銀行「FRB」の人事に介入した。これは単に米国内の問題にとどまらず、世界経済の根幹を揺るがしかねない危険な動きである。注目すべきは、このトランプのやり方が、かつて日本の安倍政権が取った手法をそっく...
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参院選まで様子見…猛暑でイカれたか、不気味すぎるマーケットの沈黙
トランプ関税通告を食らっても、石破首相の「交渉継続」という勝手な楽観論を受け入れたのか、株価はほとんど無反応。実質賃金の低下が続き、倒産件数も急増なのに、刹那の対策しか打ち出せない政治を傍観のマーケット。為替で株価が振れる刹那が続く...
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「外圧インフレで『デフレ脱却』が見え始めた」…物価研究の第一人者が説く
日本国内の物価高が本格化した2022年春から3年が経った。相次ぐ食品値上げに光熱費の上昇、コメ価格の高騰もあいまって、家計は苦しくなるばかり。春闘の平均賃上げ率は昨年から2年連続で5%台の高水準だが、物価上昇に追いつく気配は感じられ...
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石破自民の茶番改革に騙されるな! コメでも歴然、悪夢だったのはアベノミクスなのだ
コメは票になると、いきなり石破政権が改革モードだが、民主党がやった農家の所得補償をやめさせたのはアベノミクス、事実上の減反を続けさせたのもアベノミクス。高校無償化も民主党を潰して、また復活させる迷走とデタラメ。悪夢の政権を潰すのが一...
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根拠薄弱、ウソだらけの「財務省陰謀論」
財務省陰謀論が流布している。トランプ同様の陰謀論だ。財務省は安倍政権にボロボロにされてかつての面影はない。人事権を握られ忖度官僚ばかりになった結果、公文書を改竄もした。財務省陰謀論や財務省解体論は根拠薄弱のウソだらけ。 例え...
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狂乱物価高の徒花…GDP初の600兆円超えがあまりに空しい
安倍元首相が目標に掲げたGDP600兆円の4年遅れ達成をはしゃいでいるが、空疎な話だ。もともと、算出方法をインチキ変更し、物価高で膨らんだ名目で、実質はほとんどゼロ成長、個人消費もボロボロ。その解決が刹那の手取り引き上げで、成長戦略...
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一体いつまで? 実質賃金4カ月連続のマイナスに庶民の嘆き《安倍さん、給料が下がり続けて発泡酒が水道水に変わったよ》
「はたらけどはたらけど猶わが生活楽にならざりぢっと手を見る」 明治時代の歌人、石川啄木が当時の労働者の苦しみや悩みを説いたものだが、令和になった現代も変わらないようだ。 厚生労働省が9日に発表した昨年11月の毎月勤労統...
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「知識経済化」を阻んだアベノミクスがイノベーションを潰した
日本メディアの劣化には目を覆わんばかりだ。いまだに金持ち優遇の基礎控除引き上げの減税を無批判に垂れ流している。為替は一時1ドル=157円台にまで円安が進み、11月の企業物価指数は前年同月比3.7%の上昇だ。そんな中、赤字国債依存で減...
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支持率低迷は当然だ 閉塞の世相に漂流の石破内閣
臨時国会は会期末、補正予算も通るが、相変わらずの石破政権支持率低迷は当然だろう。ペラペラしゃべるが言い訳ばかり、政治とカネは後ろ向き、経済対策は103万円頼み。 分断が進み、凶悪事件が相次ぐやりきれない世相に、何もできない、...
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元日銀理事がアベノミクスの異次元緩和を冷静に統括「通貨の信認への危機感です」
アベノミクスの柱だった異次元緩和。その後遺症は凄まじいが、驚くべきことに懺悔もなければ、総括もない。庶民は円安、物価高に苦しみながらモヤモヤしているところに、スカッとする本が出た。「異次元緩和の罪と罰」(講談社現代新書)。史上最大の...
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国民民主党ブチ上げ「大型減税策」には大きな罠…石破自民“丸のみ”なら英トラス政権の二の舞に
突然の「モテ期」到来に、気が大きくなっているようだ。衆院選で惨敗し、少数与党に追い込まれた自公が秋波を送る国民民主党の玉木雄一郎代表のことである。石破首相の政権維持に手を貸す一方、自らの政策を「部分連合」という形でのませる腹積もりだ...
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これでは岸田政権と同じ轍…刹那の緩和継続ではなくアベノミクスに断罪を
石破ショックとやらにうろたえ、政府の立場で日銀に注文をつける禁じ手はルールを重んじる首相がやることなのか。総選挙までの株価維持なのか、その後も麻薬を打ち続けるのか。金融所得課税、法人増税も鳴りを潜め、グダグダ前政権と同じレールをまっ...
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石破新総裁は「脱アベノミクス」を貫けるのか…株式市場が“大暴落ショック”で洗礼も庶民は大歓迎
「ご祝儀相場」どころか、いきなり「NO」を突きつけられた。自民党の石破茂・新総裁誕生後、初営業日となった9月30日の東京株式市場で日経平均株価は大暴落。前週末比の下げ幅は一時2000円を超えた。いくらマーケットが洗礼を浴びせても、庶民...
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「アベノミクスをやめる」…いわないのではなく、いえないのかもしれん。
『アベノミクス路線、もっといえば新自由主義路線を自民党は行くんですか、いい加減ここらでその弊害が出ているんだから見直すんですか。本来の自民党路線は違うんじゃないですか』(神保哲生・ジャーナリスト) これは9月14日に配信された...
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アベノミクスを礼賛…榊原経団連が献金呼びかけを再開
「二等国、三等国になりそうだった日本がようやく、立ち直りつつある」 この言葉を発したのは、復古主義の政治家ではない。経団連会長の榊原定征(東レ会長)である。 榊原は2014年9月8日、民主党政権下では打ち切っていた会員...
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だから自民党はダメなのだ 安倍政治の否定と統括がなければ始まらない
予想されたこととはいえ、まだ安倍政権の亡霊のようなことを言う候補者ばかりの自民党総裁選。裏金の原点はなんだったのか、この経済低迷の理由は何か。安倍菅岸田政治を敢然と否定しなければ、改革などは絵空事。 ◇ ◇ ◇ ...
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企業調査で分かった異次元緩和の“汚点” ジャブジャブ融資はやはり有効活用されていなかった
日銀が金融政策を変更し「金利のある世界」が本格的に戻ってきたが、10年以上もの長すぎた異次元金融緩和の“汚点”が、またひとつ明確になった。東京商工リサーチのアンケートで、2割超の企業が「金融機関から使途のない借入金がある」と答えたの...
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一番悪いのはアベクロだ 株価乱高下に取って付けた珍解説
大メディアはしたり顔で米国の景気後退や日銀の利上げばかりを強調しているが、ここまで 異常な円安とバブル株価を招いた極悪人は誰なのか。クラッシュの前に表舞台から去った2人の責任になぜか、どこも触れない摩訶不思議。その総括なくして実質賃...
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追い込まれた末の日銀「利上げ」に効果は見込めない
日銀が先月末の金融政策決定会合で、政策金利の0.25%の引き上げと、国債買い入れ額を縮小する方針を示した。いよいよ金融が正常化するかのような報道が繰り返されているが、ちょっと待て。今回の決定は、アベノミクスをズルズル続けてどうしよう...
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翻弄され怯える庶民 アベノミクスの懺悔なく「成長へ移行」とは驚いた
ようやく日銀が円安是正に動き出したが、これを手放しで喜べないのは凄まじい副作用に誰も責任を取らないからだ 日本経済を破綻させた経済政策の謝罪もなく、成長を強弁する岸田・日銀の身勝手と無責任にいつまで国民は振り回されるのか ...
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俎上に上るのは雑魚ばかり…東京地検特捜部の「ワルは野放し」に国民怒り
ようやく日銀が利上げを決めたが、脆弱ハリボテ経済は 相当な後遺症を受けるだろう。場当たり政府に振り回される庶民を尻目に裏金でヌクヌクの自民党。大物に迫る気もない東京地検に再びペンキがかけられる日。 ◇ ◇ ◇ ...
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語るに落ちる岸田首相の最側近…講演で堂々と語っていた自民党のインチキ経済政策
およそ2カ月後に迫った自民党総裁選をめぐり、有象無象がうごめいている。「ポスト岸田」への野心を隠さない茂木幹事長は露出を高め、再チャレンジする気満々の高市経済安保相も後ろ盾だった安倍元首相の命日に新著を出版して存在感をアピール。非主...
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公開された日銀議事録に衝撃 無意味な為替介入ではなくアベノミクスの断罪が急務
実質賃金は26カ月連続のマイナス。庶民生活を苦しめる超のつく円安・物価高。その元凶はやっぱり──。日本経済を誤った方向に導いた「通貨の番人」の10年前の議論の中身が明らかになった。 日本銀行が16日に公開した2014年1~6...
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新紙幣をボロ紙幣にした安倍、菅、岸田の「重罪」20年前から価値が半減
日銀は3日、20年ぶりとなる新しい紙幣の発行を始めた。新紙幣の肖像は、1万円札が「近代日本資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一、5000円札が女子英学塾(現津田塾大学)創立者の津田梅子、1000円札が「近代日本医学の父」といわれる北里柴...
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リフレ派、MMTを否定しなければ日本発の通貨危機が起きかねない
6月13~14日の日銀の金融政策決定会合に向けて、投機筋の動きが再び活発になっている。5月23日に、為替レートは1ドル=157円台に戻っている。8兆円の為替介入は一体何だったのか。 さらに、長期金利が5月22日に一時、1%に...