たった3銘柄に大きく振り回される高市トレードのまやかし…日経平均暴落で一時5万円割れ

公開日: 更新日:

 高市トレードの正体みたりだ。11月5日の日経平均株価は、前日終値に比べて一時2400円以上も大暴落し、5万円を割り込んだ。終値は前日比1284円93銭安の5万212円27銭と大台を回復して引けたが、過熱気味の相場に冷や水を浴びせた格好である。

 前日の米国市場では、金融大手モルガン・スタンレーとゴールドマン・サックスの両経営トップが揃って株価下落の可能性に言及。市場の警戒感が高まり、ハイテク株を中心に下げた。この影響が東京市場にも波及し、AI・半導体関連銘柄の利益確定売りを誘ったが、NYダウの下落率0.53%に対し、日経平均の下落率は2.50%。下げ幅の大きさは、それだけ日経平均の銘柄形成の「ゆがみ」を表している。

 この日の日経平均を構成する全225銘柄の株価への寄与度を分析すると、AI・半導体関連の値がさ株のソフトバンクグループ、アドバンテスト、東京エレクトロンの3銘柄だけで実に1000円弱も押し下げた。

 裏返せば高市トレードの株高は、この3銘柄頼みと言える。先週の日経平均は10月27日に史上初めて5万円を突破すると、その後も連日で過去最高値を更新。31日の終値は5万2000円を超え、1週間で3111円も上昇した。この間、3銘柄の押し上げ寄与度はナント、85%に上る。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    《タニマチの同伴女性の太ももを触ったバカ》を2発殴打…元横綱照ノ富士に大甘処分のウラ側

  2. 2

    日本ハムは「自前球場」で過去最高益!潤沢資金で球界ワーストの“渋チン球団”から大変貌

  3. 3

    高市首相が天皇皇后のお望みに背を向けてまで「愛子天皇待望論」に反対する内情

  4. 4

    年内休養の小泉今日子に「思想強すぎ」のヤジ相次ぐもファンは平静 武道館での“憲法9条騒動”も通常運転の範囲内

  5. 5

    新庄監督にガッカリ…敗戦後の「看過できない発言」に、日本ハム低迷の一因がわかる気がした

  1. 6

    『SHOGUN 将軍』シーズン2撮影中の榎木孝明さん「世界的な時代劇映画のプロデュースに関わりたい」

  2. 7

    横綱・豊昇龍が味わう「屈辱の極み」…大の里・安青錦休場の5月場所すら期待されないトホホ

  3. 8

    和久田麻由子アナがかわいそう…元NHKエースアナを次々使い潰す日テレの困った“体質”

  4. 9

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  5. 10

    細木数子と闘った作家・溝口敦氏は『地獄に堕ちるわよ』をどう見たか? “女ヤクザ”の手口と正体