とうとう1ドル153円台の猛烈円安…「高市トレード」で外国人だけがウハウハという大矛盾

公開日: 更新日:

「高市トレード」が市場を揺るがしている。自民党の高市新総裁の選出以来、鮮明にする積極財政への期待から株価は高騰続き。日経平均は8日、5営業日ぶりに反落したが、終値4万7734円99銭は史上最高値圏にある。

 空前の株高に沸く一方、金融緩和の維持を志向する高市氏の「サナエノミクス」が織り込まれ、日銀の早期利上げ観測は後退。円相場では日米の金利差を意識した円売り・ドル買いが猛烈に進み、8日はとうとう一時1ドル=153円台をつけた。

 対ドルでは約8カ月ぶりの円安水準。総裁選の投開票日直前の前週末から1週間足らずで実に6円ほどの大幅下落だ。円は幅広い通貨で売られ、対ユーロでは1999年のユーロ導入後の最安値を更新した。

「いくら日本株が上昇しても、円の価値が急激に下がればドル・ユーロ建てなら、まだまだ安い。円安加速の叩き売り状態です。同様に不動産も海外資本による投資熱が増し、高騰していく。今や日本人にはマイホームが一生働いても手が出ない“高値”の花。海外投資家を喜ばせる高市トレードは、超が付く外国人優遇策なのです」(経済評論家・斎藤満氏)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  2. 2

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 3

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 4

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  5. 5

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  1. 6

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 7

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  3. 8

    高市首相応援議連「国力研究会」発足 “大政翼賛会”に入会しなかった70人と主な議員の名前

  4. 9

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に

  5. 10

    出口夏希の“男選び”がもたらす影響…伊藤健太郎との熱愛報道と旧ジャニファンが落ち込む意外