サッカー
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町田ゼルビア黒田剛監督の「原点」は30年前の1本の電話…プロ1年目でクラブ初のJ1昇格に導く
J2首位のFC町田ゼルビア(東京・町田市)が21日、敵地でのロアッソ熊本戦に3-0で勝利し、3試合を残してクラブ史上初となるJ1昇格を決めた。 昨シーズンまで20年以上に渡って青森山田高サッカー部を率い、常勝軍団を作り上げた...
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三笘薫「年俸7.5億円4年契約」ブライトンと好条件での延長で金満クラブ移籍への秒読み開始
英プレミア・ブライトンが20日、日本代表MF三笘薫(26)と結んでいる契約を「2027年6月末まで延長する」ことを正式に発表した。 21年8月に年俸1億7000万円の4年契約でブライトン入りした三笘は、22年カタールW杯後に...
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地元メキシコファンから「ハポン!ハポン!」とまさかの大声援が
メキシコ五輪の3位決定戦・メキシコ戦のハーフタイムだった。ロッカールームに引き揚げると日本サッカーの父・クラマーさんが入って来た。 そして落ち着いた物言いで檄を飛ばした。 「3位になって銅メダルを獲得すればアジアのサッ...
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殊勲のPK阻止 走り寄る歓喜のイレブンを尻目にGK横山さんは沈着冷静だった
「前半の殊勲者は2得点を決めたガマ。そして後半の殊勲者はPKを止めたGKのヨコヤマだ」 1968年メキシコ五輪の3位決定戦でホスト国メキシコを2-0で打ち負かし、銅メダルを獲得すると「日本サッカーの父」と呼ばれるクラマーさんが...
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銅メダルをかけたメキシコ五輪3位決定戦の2点目はトラップミスやった
1968年メキシコ五輪の3位決定戦は、ホスト国メキシコが相手やった。アステカスタジアムには、10万5000人の大観衆が詰め掛けた。 前半17分に決めた先制点は、当たり損ないのボールが、ゴール右下にゴロンゴロンと入っていった。...
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相手GKもビックリ! メキシコ戦の先制点、実は当たり損ないのミスキックやった
メキシコ五輪のサッカーは「中1日」のハードなスケジュールやった。 1次リーグ3試合、準々決勝、準決勝、そしてホスト国メキシコとの3位決定戦。試合やってオフ、試合やってオフ……の繰り返し。そりゃ疲れへんほうがおかしい。でもメキ...
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メキシコとの3位決定戦は完全アウェー状態、勝機は日本にあった
メキシコ五輪の3位決定戦(1968年10月24日)の試合会場は巨大スタジアムのアステカやった。収容人数は立ち見席を含めると12万人とも13万人とも言われていた。 3年前に建てられたばかりの新設スタジアムで対戦相手はホスト国の...
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メキシコ五輪準決勝でハンガリーに大敗…クラマーさんが沈鬱ムードを払拭してくれた
1968年メキシコ五輪準決勝・ハンガリー戦は0-5の完敗に終わった。 試合前夜、馴染みの地元レストラン「リンコン・ガウチョ」に集まった。 いつものようにFIFAの技術委員としてメキシコ入りしていた「日本サッカーの父」...
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釜本邦茂が自ら語る「ガマッチョ」と呼ばれるようになった由来
メキシコ五輪の3位決定戦・メキシコ戦を振り返る前に、今回の連載のタイトル「ガマッチョ」について話してみよか。 それなりにサッカー界で名を成せたのは、まずは頑強な体を授けてくれた両親のおかげや。心から感謝せなアカンな。 ...
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ケガ続きの冨安健洋は“屈強な肉体”を手に入れて3年後のW杯で眩い輝きを放つ
ドイツを筆頭に強豪撃破が続いている第2次森保日本。チームの機運を大いに押し上げているのが、冨安健保の完全復活だろう。 第1次森保日本が発足した2018年に日本代表デビューし、19歳でDFの定位置を確保した男は「冨安がいれば日...
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エライこっちゃ!「ゴールの枠がとてつもなく狭く見える」と戦慄
1968年メキシコ五輪の準々決勝で難敵フランスに3-1の快勝劇を収め、チーム全員が大きな達成感に包まれた。 「これでメダルを持って日本に帰ったら大変な騒ぎになるな」。そんなことを選手同士で言い合いながら、スタジアムを後にしたこ...
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三笘薫がブライトンと5年の長期契約で合意 年俸7.5億円は日本人選手最高額!
サッカー日本代表MFの三笘薫(26)が、英プレミアリーグ、ブライトンと新たに2028年までの5年の長期契約で合意した。英メディア「ロンドン・ワールド」が報じた。 報道によると「週給8万ポンド(約1450万円)で、年俸に換算す...
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伊東“イナズマ”純也はもっと評価されていい! 来夏は欧州移籍市場のサプライズにもなれる
9月のドイツ戦(ボルフスブルク)の先制弾にトルコ戦(ゲンク)のPK奪取と今や日本代表エースの座をほしいままにしている。所属先でも直近10月1日のリヨン戦で2点に絡む大活躍を見せるなど、彼は30歳アタッカーの既成概念を覆す圧倒的存在感...
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メキシコ五輪準決勝の相手、旧共産国のハンガリーはあらゆる面で日本を上回っていた
準々決勝で欧州の難敵フランスを3-1で下した。相手DFの厳しいマークにこけそうになりながらズバッと先制点を決め、杉山隆一さんのロビングボールを胸トラップで落としてドカ~ンと2点目を決めた。 両方とも会心の一撃やった。五輪史上...
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“忍者”町野修斗が目指す 新天地ドイツ2部からCLレベルのクラブへのステップアップ
カタールW杯日本代表に追加招集され、26番目の選手として大舞台に参戦しながら出番なしに終わった町野修斗は今夏、ドイツ2部・キールに新天地を見出した。 「海外へ行きたいと思ったのは、昨年9月のアメリカ戦(デュッセルドルフ)で何も...
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ドイツ2部の田中碧 “鉄板ボランチ”遠藤航・守田英正に追い付け、追い越せで浮上する
「25歳はもう若くないけど、若い時の気持ちを忘れずに、年齢に囚われずサッカーしたいと思います」と9月10日の誕生日に25歳の抱負を語った田中碧(デュッセルドルフ)。 第2次森保日本初陣だった3月シリーズの後、右ひざ内側じん帯断...
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ベルギー1部の伊藤涼太郎は「短期間で新天地に行けるようにしたい」と野心を露わにした
「欧州の中で日本人選手が存在感を放って活躍しているなと思いました」 9月26日に欧州視察から帰国し、報道陣の前でこう語った日本代表の森保一監督。その最たる存在が今夏ベルギー1部・シントトロイデンへ赴いた伊藤涼太郎だろう。 ...
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大型FWのオランダ小川航基は「呼ばざるを得ないと思わせる活躍をしたい」と気迫を押し出した
かつて「東京五輪世代のエースFW」と位置付けられ、日本代表デビューとなった2019年東アジアE-1選手権・香港戦(釜山)でいきなりハットトリックを達成した小川航基(NECナイメンヘン)。 その後は代表から遠ざかっていたが、...
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W杯アジア枠は4.5→8.5に拡大 中国は2002年以来のW杯出場を果たせるか
いよいよ11月から2026年アメリカ・カナダ・メキシコW杯のアジア2次予選が始まります。 中国の武漢三鎮足球倶楽部(ホーム・湖北省武漢市)でコーチをしている身としては、日本代表の動向とともに中国がW杯に出場できるかどうか、も...
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フランスに勝ち日本サッカー史上最高位のベスト4も…涙を流す先輩に「メダルを取りましょう」
1968年メキシコ五輪の初戦・ナイジェリア戦でハットトリック(1試合で3得点)を決めたことでプレッシャーから解放され、ブラジル戦もスペイン戦も肩の力がスッと抜け余裕を持ってプレーすることができた。 準々決勝のフランス戦では、...
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中国サッカーは日本のライバルになれるのか 勝利したドイツ&トルコ戦は大きな話題に
私が「武漢三鎮足球倶楽部(ホーム・湖北省武漢市)」のヘッドコーチとして働いている中国でも、日本代表がドイツ代表を4-1で、トルコを4-2で破った試合は、大きな話題になりました。 日本が大きな成長を見せているのは、多くの選手が...
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準々決勝フランス戦2ゴール 3-1の快勝劇で“日本サッカーの父”クラマーさんに恩返し
準々決勝のフランス戦からは「負ければ荷物をまとめて帰国するしかない」ノックアウト方式となる。 「日本サッカーの父」と呼ばれるクラマーさんはFIFAの技術担当コーチとしてメキシコ五輪に派遣されていたが、そこは筋金入りの日本びいき...
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中村敬斗は23歳の苦労人 ランスのチームメート伊東純也とのコンビ磨きブレーク狙う
「代表3試合(の中で)ちゃんと試合に出たのは2戦目。そこで3点取れるのは大きいですよね。みんなのパスあってこそなんで、マジで感謝ですね」 9月12日のトルコ戦(ゲンク)で立て続けに2得点を叩き出し、3月のウルグアイ戦(東京・国...
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中国のサッカーバブルは完全崩壊 “金満国家”サウジ主導の選手爆買いには太刀打ちできず
2022年の中国超級(1部)リーグ王者の「武漢三鎮足球倶楽部(ホーム・湖北省武漢市)」でヘッドコーチとして働くようになって4カ月。 今季はアジアチャンピオンズリーグ(ACL)出場の3位以内に入れるように高畠勉監督以下、チーム...
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メキシコ五輪準々決勝フランス戦で先制G「横パスで確実に1点!」と思った瞬間、気が変わった
メキシコ五輪1次リーグ3戦目・スペインとの引き分け狙いがうまくいき、準々決勝の相手はフランスに決まった。 スペイン戦の翌日……ちゅうことはフランスとの大一番の前日ということになる。メキシコ五輪は「中1日」のハードな日程やった...
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秋春制に変わったACLスタート 初戦はホームで浦和とドローも、守備には手応え
2023年6月からコーチを務めている「武漢三鎮足球倶楽部(ホーム・湖北省武漢市)」は2022年中国超級(1部)リーグ王者として、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)を戦っています。 他チームでACL出場経験のある選手はいるの...
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上田綺世はオランダの新天地で「フェイエの上田」と呼ばれるようになってほしい
「ウエダは天性のゴールスコアラー。足にボールが転がるたびに得点を奪う。その確率は50%以上、100%に近いかもしれない。彼はとても速く、ヘディングも両足のシュートもうまく、ゴールを確実に決める。我々にとって力強い新戦力だ」 今...
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武漢のコーチ就任後、現場で聞いた処理水問題…酷いコールも批判的な横断幕も一切ない
サッカーを愛する皆さま、お久しぶりです。 6月から、また中国のプロクラブでコーチとして働いています。クラブの名前は、上海市から内陸に700キロほど入った湖北省武漢市をホームとする「武漢三鎮足球倶楽部」です。 2022...
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引き分け狙いをぶち壊した若手を「ナニをしとるんだ」とたしなめた
サッカー人生で2回目の引き分け狙いの試合は1970年12月、タイのバンコクで開催されたアジア大会の5戦目・インドとの一戦やった。 インド戦が引き分けに終われば、得失点差の関係で準決勝の相手はビルマ(現ミャンマー)となり、強豪...
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岡野監督「ゴールを入れるな」と言ったのに…人生2度目の引き分け狙いの試合で若手がまさかの一発
1968年メキシコ五輪の準々決勝で地元の難敵メキシコとの対戦を避けるため、1次リーグB組3戦目のスペイン戦を狙い通りに引き分けた。 B組2位としてA組1位のフランスと準々決勝で対戦。欧州を代表する実力国フランスを相手に2ゴー...