サッカー
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勝ちにいくのか、引き分け狙いか…メキシコ五輪スペイン戦を前に首脳陣が侃々諤々
1968年メキシコ五輪のナイジェリア戦(10月14日)と2戦目のブラジル戦(16日)は、メキシコシティーから南東に100キロほど離れたプエブラ市で開催された。 18日の3戦目スペイン戦は、首都メキシコシティーにそびえ立つアス...
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森保Jに久保建英を生かす布陣・戦術はないのか…ソシエダでゴール量産でも代表では生かせず
ドイツ・ウォルフスブルクで合宿を張っている森保ジャパン。現地9日にドイツ代表と対戦(日本時間10日午前3時45分キックオフ)。それから隣国のベルギーに移動して、現地12日にトルコ代表と対戦する(同午後9時20分キックオフ)。 ...
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メキシコ五輪ブラジル戦ドローで勝ち点1 起死回生のゴールを生んだ日本代表の決まり事
1968年のメキシコ五輪を振り返るに2戦目のブラジル戦の試合終了前、0-1から起死回生のゴールが決まって同点に追い付き、勝ち点1を稼いだことが銅メダル獲得につながったと思う。 日本代表には、4年前の東京五輪から培ってきた決ま...
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強豪ブラジルとドロー! 絶体絶命も開き直ってボールに頭をぶつけた
メキシコ五輪で最初に顔を合わせたナイジェリアは、日本対策をほとんどやってへんかったみたいだったが、次戦の相手ブラジルは日本の情報をちゃんと収集していた。 五輪前年の1967年6月や。ブラジルの強豪プロクラブのパルメイラスが来...
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大ケガを負った八重樫茂生さんの姿を見て「死ぬ気でやらなアカンな」と思った
メキシコ五輪の最初の試合となったナイジェリア戦が行われた1968年10月14日は、日本サッカー界にとって縁起の良い日やった。 ちょうど4年前の東京五輪で強豪アルゼンチンから大金星。同じ日にアフリカの難敵を撃破することができた...
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9日に敵地ドイツ戦 カタールW杯に続いて新生森保ジャパンの“下剋上”に期待したい
2022年カタールW杯から10カ月。日本は劇的逆転勝利を挙げた強豪・ドイツと9日に敵地ヴォルフスブルクで再戦する。 「次もまたドイツに勝つことができれば、世界からの見る目も変わるし、自分たちの自信も大きくなる」とエース三笘薫(...
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五輪史上初のハットトリックはナイジェリア戦途中でMFに下がったことから生まれた
ナイジェリア戦の前半24分に先制点を決めるまでは、ユニホームの肩の部分に「まるで衣紋掛けが入っている」みたいにガチガチやった。 ■ゾーンに入った 1得点に終わった東京五輪から4年。苦しい練習を積み重ね、自信はあったが、...
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「4年前の360分に前半24分で追い付いた」瞬間に肩の荷がスッと下りた
メキシコ五輪本大会の1次リーグB組で対戦するナイジェリア、ブラジル、スペインの中で第1戦の相手ナイジェリアのチーム情報がなかなか入手できずにいて長沼健監督、コーチの岡野俊一郎さん、平木隆三さんは苦慮されとったはずや。 ナイジ...
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金子勝彦さんを悼む「三菱ダイヤモンドサッカー」実況アナウンサー…88歳で逝去
元テレビ東京のアナウンサー、金子勝彦さんが8月20日に肺炎のため亡くなられた。88歳だった。 若い読者は金子さんを知らない人もいるだろうが、オールドファンにとって金子さんと「三菱ダイヤモンドサッカー」は、切っても切れない関係...
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東京五輪から「2.8歳分の経験」を積み上げた選手全員が試合をやりたくてウズウズしとった
1968年10月12日に行われたメキシコ五輪の開会式は、メイン会場のあるメキシコシティーから南東に100キロほど離れたブエブラ市内のホテルでテレビ観戦した。 13日からサッカーの競技日程が始まる。1次リーグB組の日本は14日...
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リバプール遠藤航は「第2の南野拓実」にならないか…新天地初先発で指揮官が強烈ダメ出し
日本代表主将MF遠藤航(30)が、新天地でのプレーを酷評された。 今季英プレミア開幕後に独1部シュツットガルトから強豪リバプールに移籍した遠藤は27日、敵地のニューカッスル戦で先発デビュー。アンカー(守備的MF)に入って後半...
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タイサッカー協会の技術委員長に就任!タイサッカー発展に尽力します
2023/2024年シーズンのタイリーグ1部が開幕しました。 第1戦は、タイ北東部の中核都市コンケーンに乗り込み、昨季13位(全16チーム)のコンケーン・ユナイテッドと対戦しました。 ブリーラム・ユナイテッドは昨季...
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汗ひとつかいていないのに練習終了…メキシコ入り4日目に分かった長沼監督の“真意”
1968年9月22日に羽田空港を飛び立った。 目指すはアメリカ西海岸のロサンゼルス。メキシコの首都メキシコシティーとの時差は1時間。時差ボケ解消のために立ち寄ったというわけやな。 離日前は結団式やら壮行会やらがあって...
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「メキシコ戦の完敗劇」7カ月後に大きくモノをいうことになる
メキシコ五輪イヤーの1968年3月、開催地メキシコまで遠征してメキシコ五輪代表と対戦して0-4で完敗した。 留学先の西ドイツ(当時)から合流したので時差ボケはなし。でも日本からやってきた選手たちはフラフラ。しかも標高2240...
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メキシコ入りを前に「こないにベストの状態はあらへんぞ」と自信が漲った
20歳で出場した1964年東京五輪は、4試合に出場して1得点に終わった。それも大阪開催の順位決定戦のユーゴスラビア戦の後半16分、0-5とリードされた状況でのゴールやった。 MF八重樫茂生さんのシュートを相手GKがはじいた。...
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女子W杯は「4000億円」大赤字で心配な今後…賞金総額は前回の4倍もスポンサーは男子の18%
ボンジーア、みなさん! 女子W杯もいよいよ佳境に入ってきたよ! ブラジルが1次リーグ敗退しちゃった後は、なでしこジャパンを応援してたんだけど、彼女たちも準々決勝で消えてしまったのは残念だ。日本ほど評判のいいチームはなかったか...
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神様ペレは別次元過ぎて「手本にしよう」とすら思わなかった
西ドイツへのサッカー留学中(1968年1月中旬から約2カ月)、寝泊まりしていたザールブリュッケン市のスポーツシューレには図書室があり、備え付けの映写機でW杯、欧州選手権、欧州リーグの貴重な試合を収めた映像フィルムを見放題。一日に長い...
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ロンドンの古豪チャールトンに資本参加 日本企業ACAFPの小野寛幸CEOを直撃
2023年7月に衝撃的なニュースがイングランドから飛び込んできた。 日本企業のACAフットボール・パートナーズ(ACA Football Partners Pte Ltd=ACAFP)が、イングランドの古豪クラブであるチャ...
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1966年W杯得点王の“黒豹”エウゼビオは「手本になる!」と確信した
ヤンマーに入社した翌1968年の1月、単身でサッカー留学に赴いた西ドイツ(当時)西南部のザールブリュッケン市は、もちろん厳しい寒さの真っただ中だった。 寝泊まりしたスポーツシューレ(総合スポーツセンター)は、郊外の山腹の斜面...
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日本代表主将MF・遠藤航が名門リバプールへ…移籍金27億円、有力選手獲得失敗の報道
サッカー日本代表主将で独ブンデスリーガ・シュツットガルトに所属するMF遠藤航(30)の名門クラブ移籍が秒読みだという。 日本時間17日、英紙「デーリー・ミラー」(電子版)など複数のメディアが報じたところによれば、英プレミアリ...
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メキシコ五輪イヤーの日本リーグで“会心のゴール”を連発した
メキシコ五輪が行われた1968年の1月、西ドイツ(当時)で2カ月ちょっとやったかな、サッカー留学したことが大きな転機となった。 頭も体もきっちりと鍛えられ、日に日に欧州仕様のストライカーになっていく実感があったな。 ...
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なでしこW杯8強止まり…スウェーデン戦で痛感した「強力1トップ育成」という課題」
開催中の女子W杯オーストリア・ニュージーランド大会の準々決勝で日本女子代表(なでしこジャパン)は、スウェーデンと対戦して1-2で敗退した。 改めて振り返ると「スウェーデンは、なでしこをよく研究していたな」と感心してしまう。 ...
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アーセナル相手に「もう一度やってみろ」と言われても到底できない会心の一撃を決めた
早稲田大を卒業してヤンマーに入社した翌1968年1月18日、西ドイツ(当時)西南部のザールブリュッケン市に到着した。2カ月ちょっとのサッカー留学である。 最終日の3月20日、270キロほど離れたデュッセルドルフ市に移動して飛...
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留学先のプロのクラブから「ウチでプレーしてくれ」と懇願された
西ドイツ(当時)西南部の古都ザールブリュッケンに1968年1月18日から3月20日まで滞在した。サッカー留学中の水先案内人は、後に西ドイツ代表監督として80年欧州選手権優勝、82年W杯準優勝という輝かしい経歴を持っているデアバルさん...
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なでしこ準々決勝はスウェーデンと 世界3位との一戦はWボランチがカギを握る
女子W杯(オーストラリア・ニュージーランド共催)で快進撃を続けている日本代表(なでしこジャパン)の準々決勝の相手が、北欧の強豪スウェーデンに決まった。 なでしこの世界ランク11位に対して、スウェーデンは3位。同1位のアメリカ...
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インドネシア代表アルハン(東京V)はASEANの新しいアイコンになりうる
12年振りとなった東京ダービーに沸いた味の素スタジアムへ向う車中。スマートフォンに飛び込んできたスターティングラインナップを(車を停めて)見て、思わずにやけてしまった。予想していたプラタマ・アルハン(東京ヴェルディ)のスタメン出場が...
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なでしこ3連勝とは対照的に低レベルな試合とラフプレーが激増…女子サッカーW杯の現実
ボンジーア! なでしこジャパンの3連勝はすごいね。これまでの戦いぶりを見ると、彼女たちはこの大会のベストチームの一つだと思うよ。そんなチームの試合を直前まで放送しないとか、するとかでもめていた日本のテレビは、ちょっと考えた方がいい。...
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西ドイツ留学で日に日に自分のプレーが“欧州仕様”になっていくのが分かった
1968年の1月18日に西ドイツ(当時)のザールブリュッケン市に到着した。ここのスポーツシューレに寝泊まりしながら、本場のサッカーを学ぶためである。 17日に来日していた西ドイツ五輪代表と対戦して0-1で敗れ、その翌日の帰国...
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単身で西ドイツ留学 プロ予備軍の群れに放り込まれ一本もパスが回ってこなかった
メキシコ五輪イヤーの1968年を迎え、1月17日に東京・国立競技場で西ドイツ(当時)の五輪代表と強化マッチを行い、翌18日の帰国便に同乗した。「日本サッカーの父」と言われたクラマーさんも一緒だった。 行き先は、フランスとの国...
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韓国に追い付かれ味方DFに思わず「こっちが入れよるわりによう奪われとるやないか」
1968年メキシコ五輪のアジア予選・韓国戦(67年10月7日)は国立競技場で行われ、5万人以上の大観衆で超満員だった。 前半を2-0で折り返したが、後半に1点を返されて24分に同点弾を決められてしまった。 DF同士が...