サラリーマンも溺れる覚醒剤
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<第5回>留学、駐在で覚えてくるエリート
覚醒剤は働き盛りの30代と40代に増えている。 2014年の検挙者の割合は、30代が30.1%、40代が33.7%で、89年の24.5%、23.5%から確実に伸びている。バブルの頃に経験した…
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<第4回>特効薬はなく幻覚が消えるまで3カ月はかかる
息子たちの顔が浮かんだのだろうか……、清原和博容疑者(48)も覚醒剤を断ち切ろうと努力した痕跡がある。禁断症状は自分では手に負えず、専門家の治療を受けていたのだ。その入院治療先として東京都足立区と広…
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<第3回>薬物依存者は健康保険を使って“合法”に治療できる
清原和博容疑者(48)のような覚醒剤使用者を見分ける方法として、よく聞くのが尿検査だ。 「通常は、妊娠検査薬のような簡易キットが使われます。ただし、ここで陽性反応(使用の疑いあり)が出ても、簡…
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<第2回>歌舞伎町のキャバ嬢は覚醒剤の入手ルートを知っている
まともなサラリーマンなら覚醒剤に触れ合う機会などまずないだろう。だが、覚醒剤は今や一般人にもすごく手に入りやすくなっている。 では、どこで誰から購入できるのか? 「例えば、歌舞伎町で呼…
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<第1回>クスリを使う理由はSEX
清原和博に続いて、神奈川・葉山町議まで。覚醒剤汚染は広くサラリーマンにまで浸透している。 なぜ立派な大人が覚醒剤に手を出してしまうのか。容疑者の多くは警察の取り調べに「仕事の悩み」「将来への…