上皇の執刀医「心臓病はここまで治せる」
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                         新型コロナによる「血栓」…手術を行う選択肢も考えられるまだまだ収束していない新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の研究が世界各国で進んでいます。最近、クローズアップされているのが「新型コロナウイルスが全身に血栓を生じさせる」という報告です。 … 
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                         外出を控えて運動不足になると心臓にとって大きなマイナス緊急事態宣言は解除されましたが、まだテレワークが続いていたり、外出は控えて自宅でおとなしく過ごされている人も多いでしょう。 そうした環境で長い間生活することは心臓にとってマイナスになりかねま… 
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                         「外科手術」と「カテーテル治療」にはこれだけの違いがある狭心症や心筋梗塞といった虚血性心疾患の治療は、大きく分けて循環器内科が行う「カテーテル治療」と、心臓血管外科が行う「外科手術」があります。 カテーテル治療は、バルーンの付いたカテーテルを手首… 
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                         患者によっては最適な治療が選択されるとは限らない近年、心臓疾患に対する治療法がさらに進化を遂げ、病気や症状などによって患者さんはさまざまな治療を選択できるようになりました。 前回お話ししたように、狭心症と大動脈弁狭窄症がある高齢の患者さん… 
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                         負担の少ないハイブリッド手術で高齢者を救えるようになったこれまで何度かお話ししてきましたが、医療の進歩によって、以前なら難しかった80歳を越えるような高齢患者さんの手術が今は可能になっています。 先日も、大動脈弁狭窄症と狭心症があった86歳の男性… 
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                         心臓にトラブルを抱えている人は肺炎にかかり重症化しやすい「肺炎」がこれまで以上に注視されています。2011年から16年まで日本人の死亡原因の3位だった病気ですが、新型コロナウイルスによる重症肺炎で亡くなる人が相次いでいることでさらにクローズアップされている… 
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                         感染拡大で手術を受けた患者からの問い合わせが増えている新型コロナウイルスの感染拡大で、一般の患者さんの不安も大きくなっています。 最近いちばん多い問い合わせは、以前に心臓手術を受けた患者さん、もしくは経過観察中の手術予備群の患者さんたちから電話… 
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                         医療現場を崩壊させないために考えるべき3つのポイント新型コロナウイルスの感染拡大による医療崩壊を避けるため、東京では新型コロナに対応できる病床数を増やそうとしています。順天堂医院も専用病棟をつくり、ICU内専用ベッドを加えて二十数床を確保しています。… 
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                         新型コロナによる「医療崩壊」は確実に迫ってきている新型コロナウイルスの感染拡大で懸念されているのが「医療崩壊」です。入院や治療が必要な感染者が今後も増え続け、医療機関で受け入れ可能な人数を超えてしまうと、治療に当たる医療従事者や人工呼吸器などの設備… 
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                         COPDを抱えていると心臓疾患での死亡リスクがアップする新型コロナウイルスによる肺炎の重症化リスクのひとつとして、最近よく耳にするのが「COPD」(慢性閉塞性肺疾患)です。 COPDは、たばこなどの有害物質を長期間にわたって吸入することで、肺に慢… 
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                         心臓の手術を受けた後は「不整脈」に細心の注意を払う厚労省の調査によると、日本では高血圧を除いた心臓疾患の患者数が173万人を超えていて、年間約6万人が心臓手術を受けています。高齢化がますます進み、心臓にトラブルを抱える人がそれだけ増えているのです。… 
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                         便秘を招く生活習慣が突然死するリスクをアップさせる人間の腸内に100兆個ほど存在している腸内細菌が心臓疾患の発症に関係していることを前回お話ししました。腸内環境が悪化して腸内細菌のバランスが崩れると、動脈硬化を促進してしまうのです。 食生活… 
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                         「おなら」が臭い人は心臓疾患にかかりやすくなる可能性近年、「腸内フローラ」(腸内細菌叢)の研究がさらに進み、腸内細菌がさまざまな病気やアレルギーに関わっていることがわかってきました。腸内細菌は人間の腸内に100兆個ほど存在していて、善玉菌、悪玉菌、日… 
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                         患者を守るためにも医師の「働き方改革」は重要な課題新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の騒動が続く中、「テレワーク」という言葉をよく耳にするようになりました。情報通信技術を利用した場所や時間に制約されない働き方のことです。新型コロナウイルス… 
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                         花粉症対策を万全にして新型コロナと心臓疾患から身を守る新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の騒動は過熱する一方です。本格的にシーズンが到来した「花粉症」に悩んでいる人にとっては、さらに悩ましい日々が続いているのではないでしょうか。マスクが品薄で… 
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                         「燃え尽き症候群」は心臓に大きな負担を与える「燃え尽き症候群」(バーンアウト)という病気があります。ある目標を達成するために強い責任感や使命感を持って努力していた人が、達成後に意欲を失って何もする気がなくなってしまう――というものです。 … 
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                         幹細胞を吹き付ける「スプレー法」は画期的な治療になる可能性根本的な治療法が確立していない重症心不全の患者さんに対し、新たな治療法の臨床試験が昨年末から行われています。大阪大の心臓血管外科チームが開発した「細胞スプレー法」という治療で、5年後の実用化を目指し… 
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                         心臓疾患を抱える人は新型コロナウイルスに細心の注意を中国・武漢から発生した「新型コロナウイルス」(COVID―19)の感染が拡大しています。2月18日時点では、日本国内で確認された感染者は45人(クルーズ船の乗客乗員、武漢からのチャーター便帰国者を除… 
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                         心臓の「弁」に対する治療法には大きな2つの流れがある人工心肺を使わずに心臓を動かしたまま傷んだ僧帽弁の修復を行う新しい手術法について前回お話ししました。「ネオコルダ」と呼ばれる弁形成術で、大阪大の心臓血管外科グループが国内で初めて成功させた手術です。… 
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                         心臓を止めない僧帽弁閉鎖不全症の弁形成術は革新的といえる昨年12月、大阪大学の心臓血管外科の研究グループが、「僧帽弁閉鎖不全症」に対する画期的な手術法を国内で初めて成功させました。心臓を動かしたまま人工心肺を使わずに傷んだ僧帽弁を修復する弁形成術で、「ネ… 

 
                             
                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                     
                     
                     
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
         
         
         
         
         
         
        