上皇の執刀医「心臓病はここまで治せる」
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                         見た目の「若返り」が健康長寿に大きくつながる今年も8月中旬に4泊6日の日程でベトナムを訪れました。提携を結んでいる国防軍医科大学付属病院から招待され、1件の手術を行いました。 患者さんは、ベトナムには少ないタイプの僧帽弁閉鎖不全症を患… 
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                         負荷をかけ過ぎない運動や生活習慣が心臓を強くする前回、心臓の健康増進に役立つと報告されているヨガのお話をしました。ヨガのような「負荷をかけ過ぎない程度の有酸素運動」は心臓を強くするのです。 ほかにも、心臓にとってプラスになる運動や習慣はた… 
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                         「ヨガ」には心臓にとってプラスになる要素が詰まっているヨガは心臓や血管の健康増進に効果がある――。米国心臓協会の報告です。 ヨガは古代インドが発祥の修行法で、現在は健康や美容を目的としたエクササイズとして広まっています。さまざまな種類があり、ポ… 
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                         食習慣の改善は心臓疾患を激減させる可能性がある「地中海食」と呼ばれる料理があります。イタリア、スペイン、ギリシャといった地中海沿岸の国々の伝統的な料理のことで、オリーブオイル、ナッツ、野菜、果物、豆類、精製されていない穀物を豊富に使い、チーズやヨ… 
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                         「心アミロイドーシス」早期発見して治療を始めるのが重要心臓の筋肉に問題が起こることで心臓が広がりにくくなったり、逆に縮まりにくくなってポンプ機能が低下し、心不全を招く「心筋症」について、これまで何度かお話ししてきました。心不全が重症化すると、急に激しい… 
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                         拡張型心筋症のひとつ「緻密化障害」が注目されている前回、心臓が広がりにくくなって起こる拡張障害型心不全のお話をしました。同じような名称で「拡張型心筋症」という心臓疾患がありますが、こちらは心臓の筋肉がぺらぺらに薄くなって収縮力が低下し、左心室が拡張… 
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                         最新の研究で「拡張障害型心不全」に新たな治療の可能性近年、「拡張障害型心不全」という病気が注目されています。 われわれの心臓は休むことなく収縮を繰り返し、ポンプのように血液を全身に送り出して生命を維持しています。しかし、心臓が弱ってポンプ機能… 
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                         子供の頃に受けた抗がん剤治療の影響が心臓に表れるケースも抗がん剤の副作用で心臓疾患を発症したり重症化するケースが増えていることを前回お話ししました。心臓に大きな負担をかける白金製剤(プラチナ製剤)や、心毒性があるアントラサイクリン系の抗がん剤の影響による… 
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                         抗がん剤の副作用で心臓疾患を発症するケースが増えてくる高齢化が進んでいる日本では、がんと心臓疾患の関係が新たな課題として浮上しています。がん治療が進歩して生存率が高まったことによるもので、中でも、抗がん剤の副作用によって心臓疾患を発症したり、重症化して… 
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                         風邪薬が心臓に与える悪影響を抑えるには生活習慣が重要梅雨で不安定な天気が続き、いわゆる「夏風邪」がはやり始めているようです。風邪かな? というとき、まずは市販の風邪薬=総合感冒薬を飲んで様子を見る人がほとんどでしょう。 しかし、心臓にトラブル… 
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                         コーヒーは年齢によってマイナス作用が強く表れるケースもコーヒーが健康に及ぼす影響についての研究は世界中でたくさん報告されています。最近では、南オーストラリア大学の研究チームが「コーヒーの過剰摂取は心血管疾患のリスクを上昇させる」と発表しました。 … 
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                         朝食を取らない人は心臓を守る手段をひとつ放棄している健康のためには「朝食」が大切だという知見はこれまでたくさん報告されています。そして、心臓疾患にも朝食は大きく関わっているといわれています。 米国心臓病学会の医学誌には、「まったく朝食を取らな… 
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                         「スーパーナース」の育成が若手医師のレベルも引き上げる医療では、患者さんを守る医療安全が診療に優先され、これをチームで共有する意識が大切です。そのような中で、最近はスーパードクターならぬ「スーパーナース」を育てていくことが重要なのではないかと考えていま… 
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                         心筋梗塞に対する再生医療の一時中止から見える日本の課題東京・府中市にある榊原記念病院で行われていた心臓に対する再生医療の臨床研究が一時停止されました。心臓の筋肉や血管細胞を作る働きがある心臓組織の幹細胞を採取して体外で培養し、再び患者の心臓血管内に戻す… 
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                         急性大動脈解離「診療の質指標」によって救える命が増える死亡率が高い「急性大動脈解離」の救命率を改善させるきっかけになるかもしれません。武蔵野赤十字病院の循環器内科医らが大規模データベースを解析し、日本初となる急性大動脈解離の「診療の質指標」(QI)を作… 
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                         AI医療の進化はロボットによる自動手術も可能にするだろう前回お話ししたように、これからの医療にはAI(人工知能)がどんどん導入されていくのは間違いありません。 すでに現場で稼働しているAIを搭載した最新型のMRIは、患者のデータを入力することで、… 
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                         急速に進化する医療を最大限に活用するには早期発見が肝心令和の時代を迎え、医療がこれからますます発展していくのは間違いありません。近い将来、命をむしばむくらい進行した状態の疾患、たとえばがんなら進行がん、血管の病気なら「アタック」と呼ばれる発作といった状… 
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                         医学部に入学する時点から国が丸抱えして管理するのも一案医師を目指す学生の質が落ちている――。このところそう感じることが多くなったと前回お話ししました。考えられる要因はいくつもありますが、医学教育制度の見直しも必要だと考えています。 これまでは、… 

 
                             
                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                     
                     
                     
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
         
         
         
         
         
         
        