胃がん予防だけにあらず ピロリ菌除菌を高齢者に勧める理由

公開日: 更新日:

 老親に勧めたい治療のひとつがピロリ菌の除菌治療。よく知られている「胃がん予防のため」だけではない。

 ピロリ菌に感染していると、30人に1人が胃がんを発症する。日本ヘリコバクター学会は「検査でピロリ菌感染が分かれば、胃がん予防のために除菌治療を受けるべき」との見解を示している。

 しかし臨床の現場では、高齢者の除菌治療は見送られるケースが少なくない。南毛利内科(神奈川県・厚木)の内山順造院長(日本ヘリコバクター学会認定医)が言う。

「除菌治療は、率は低いとはいえ副作用がゼロではない。年齢によっては『今からしなくても』となるのでしょう」

 内山院長も「胃がん予防のためだけ」であれば、高齢者には積極的に勧めないこともある。

 しかし、整形外科、循環器内科、神経内科などで処方された痛み止め(NSAIDs)、血栓予防薬(ワルファリンやNOAC)を服用している場合、話は別だ。これらは消化管からの出血を起こしやすくし、時に命に関わるからだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人2年連続V逸で再び始まる“見境なしの大補強”…床田、坂倉、吉田正尚に小園海斗まで照準

  2. 2

    伊藤沙莉「劇場版『虎に翼』」に興収30億円期待も…豪華キャスト再集結でなお残る“ひとつの不安”

  3. 3

    阪神に来オフ「藤川GM×赤星監督」の仰天プラン浮上! 球団初のリーグ連覇も指揮官交代へ

  4. 4

    「タンス預金2000万円」相続税はどうやってバレる? 税務署が追う“亡き親の出金”

  5. 5

    阪神が佐藤輝明のメジャー流出に備え“金満補強”か…吉田正尚、元MVPゴールドシュミットら浮上

  1. 6

    大谷翔平は90打席ぶり一発どころかPSで本塁打量産も…地区S初戦で見せた“復調サイン”

  2. 7

    【阪神】2026年 戦力外通告選手一覧

  3. 8

    “引退説”の巨人・坂本勇人は来季も現役続行か…「特に二塁打記録更新には強い意欲」の証言

  4. 9

    梅野隆太郎&糸原健斗は戦力外回避か? 気になる阪神ベテラン功労者2人の処遇

  5. 10

    簗農相にまだまだ醜聞続出か?「道路予算カット」暴言も反省ゼロ…臨時国会は大混乱必至

おすすめ求人情報

ITオフィスワーク事務/ダーツ・バー利用無料/リモート相談可
toBE Tech株式会社 東京都 渋谷区 正社員
月給25万円~30万円
テレフォンオペレーター/未経験からオフィスワークデビュー/高時給1500円/駅チカ/髪色・ネイル・ピアスOK
KOSネットワーク株式会社 大阪府 大阪市 アルバイト・パート
時給1,500円
介護事務・電話・来客・書類が中心の落ち着いた事務職/介護施設内オフィスワーク
介護付有料老人ホームアートライフあしもり 岡山県 岡山市 正社員
月給17万1,000円~19万1,000円
Sponsored by 求人ボックス