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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

コロナ後遺症の味覚・嗅覚障害の原因をコロンビア大学などが発表

公開日: 更新日:

 コロナ感染が下降を続けるアメリカでは、各州でマスク義務付け規制が緩和されてきています。そんな中で改めて問題になっているのはコロナ後遺症ですが、症状の一つである味覚・嗅覚障害の原因を明らかにする論文が発表され、注目を集めています。

 コロナに感染した人の3~7割が一時的に失うとされる味覚と嗅覚。数カ月から1年経っても完全に戻らない人もいます。その原因はウイルスに対する免疫反応から起こる炎症であるという論文が医学雑誌セルに発表されました。

 コロナ後遺症である味覚・嗅覚異常は、味やにおいを感知し脳に伝達する細胞レセプターにウイルスが感染することで、伝達機能が失われるのではないかという仮説がこれまで出されていました。

 しかし、ニューヨークのコロンビア大学とニューヨーク大学の研究チームはそれを否定。両大学の研究によると、ウイルスは嗅覚系ニューロンをサポートする細胞に感染。これらの細胞が感染で死ぬと大量の炎症性分子サイトカインを送り出し、その信号がニューロンに送られます。嗅覚がなくなるのは、その信号が神経細胞の機能および鼻腔の奥深くにある嗅覚関連プロセスを損なうためと結論付けています。つまり嗅覚異常は重度の炎症が原因だということがわかりました。

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