早期発見が難しい「膵臓がん」リスクが高い人…6つのチェック項目
膵臓がんは早期発見が難しいがんとして知られているが、リスクが高い人が適切な検査を受けることで、早期発見の可能性は高まる。膵臓がんの高リスク患者の早期発見に力を入れる済生会横浜市東部病院消化器外科部長の西山亮医師に話を聞いた。
膵臓がんは診断時に約50%がステージ4、ステージ1で発見されるのはわずか6.3%といわれる。
その理由の一つが、進行するまで症状が出てこないことだ。
「胃がんや大腸がんは食事の通り道にできるがんなので、何かしらの症状が出ることが多いのですが、膵臓がんはそうではありません。無症状期間が長いのです。膵臓がんの代表的な症状である背部痛、体重減少、黄疸などが出てきたら、もはや早期と言える段階ではありません」
実際、「早期膵臓がん患者の75%は無症状で発見される」という報告もある。別の病気や不調で検査を受け、膵臓の異常が偶然見つかったというケースだ。
「さらに膵臓がんは、一般的ながん検診に含まれていません。膵臓は体の深い場所にあり、胃の裏側に位置しているため胃の中や腸内のガスの影響を受けやすく、体形によっても見えにくい臓器です。そのため、超音波検査など通常の検査では、小さいがんは発見が困難です。血液検査でわかる腫瘍マーカーもあるものの、感度・特異度ともに不十分です」


















