(9)同僚である“奴”のいい加減さには本当に腹が立つ
同じ職場の警備員であるにもかかわらず、こんなにも仕事に取り組む姿勢が違うものかと感じてしまうことがある。もちろん、どんな職場でもある話なのだろうが……。
警備員が5人しかいない私の職場では、1人でもいい加減な“奴”がいるとたまったものじゃないのだが、悲しいことに“奴”がいるのだ。周りのフォローでクビにならずにすんでいる“奴”を見ていると「いい加減にしろ」と言いたくなってしまう。
ある日のことだ。ショッピングセンターに入っているテナントから「雨漏りがある」との通報が入った。この場合、警備員は現場確認に向かい初期対応として雨受けとなるバケツを置いたり濡れた床を拭いたりする。その後、現場の写真を撮り報告書を作成して関係者に報告する。また必要に応じて修理業者の手配を行う--というのが警備の仕事なのだが、“奴”の場合、さすがに雨受けのバケツを置くなどの初期対応はしたものの、報告書は作らない。“奴”は面倒くさがって、後から来る警備員に報告書を作らせるのだ。またエアコンの故障などは「後から若い者が来るからそれに言ってくれ」と対応もしない。しかも後から来る者に引き継ぎもしないで退社時間になるとサッサと帰ってしまう。

















