買収上手のドン・キホーテが今度はトイザらスを取得 創業者で現会長・安田隆夫氏の後継者は?
「経営不振に陥った会社を安値で買い上げ、居抜きで利用し、ドンキの独自ノウハウを注入しつつ業態転換を図る」(大手証券幹部)というものだ。
トイザらスは赤字続きだったが、日本のおもちゃは売れなくなっているわけではない。それどころか、過去最高に売れている。日本玩具協会によると、2025年度の国内玩具市場は前年度比6.3%増の1兆1664億円と、2021年度から5年連続で過去最高を更新している。
PPIHがトイザらス買収を通じて狙うのは、「ドンキと距離のある子供、ファミリー層などの消費者3000万人だ」(市場関係者)とみられている。
ただ、「トイザらス」の再生を安田氏がどこまで見届けられるかはわからない。安田氏は2025年7月に週刊文春に、肺がんを患い、闘病中であることを明かしている。
PPIHには、安田隆夫氏の長男、安田裕作氏が2024年9月から取締役に就いており、「いずれ裕作氏が後を継ぐだろう」(メガバンク幹部)とみられている。
だが、まだ20代半ばと若く、現社長の森屋秀樹氏は昨年9月に社長兼CEO(最高経営責任者)に就いたばかりで、裕作氏が継ぐまでには、時間がかかりそうだ。



















