中国政府が2026年を「国産AIチップによる学習実用化元年」と呼ぶ本気度
中国政府は2026年から5年間の「第15次5カ年計画」で、人工知能(AI)搭載の人型ロボを重点分野に定め、早期量産へ企業や大学など100超の組織でつくる連合体を9月19日に設立した。AIなどに約1兆元を拠出する官民ファンドも始動。中国は26年を「国産AIチップによる学習実用化元年」と呼んでいる。
その中国に追随するように、10月1日、政府は日本成長戦略会議で、高市首相が経済成長の「加速装置」と位置付けるAIの普及に向け、年内に行動計画を策定する方針を表明した。同計画には、AI・半導体などへの官民投資を促進するため、27年度から5カ年を「集中投資期間」と位置付けた。
AI開発は半導体もポイント。ロイター通信が4月29日に報じたところによると、中国の深度求索(DeepSeek)による「DeepSeek-V4」の発表後、字節跳動(バイトダンス)、騰訊(テンセント)、阿里巴巴集団(アリババグループ)は、華為技術(ファーウェイ)製の国産チップ調達を急いでいた。米エヌビディアの黄仁勲(ジェンスン・フアン)CEOは、深度求索の最新世代大規模モデルが、ファーウェイの先進チップ上で対応することになれば、「米国の世界AI分野における戦略的地位にとって、間違いなく壊滅的な打撃になる」と述べている。


















