不動産大手ヒューリックが業績は順風満帆、収益環境絶好調なのに「教育事業」に参入する狙い
不動産大手ヒューリックがインターナショナルスクールの買収交渉をしていることが分かった。
西浦三郎会長(78)が、共同通信のインタビューで「インターナショナルスクールを買うと幅広く教育分野にタッチできる」と明らかにした。
ヒューリックは、7月に東大受験の名門塾「鉄緑会」を買収したほか、リソー教育の個別指導塾や名門小学校受験塾を傘下に収めている。西浦氏は「教育全てについてできるだけのことをしていきたい」と話し、インターナショナルスクールと自社の教育サービスを組み合わせた事業展開に意欲を示した。
ヒューリックの業績は順風満帆だ。直近の2026年1~6月期の連結決算は、純利益が前年同期比11%増の499億円だった。この期間としては昭栄と合併して以降、14年連続で過去最高だった。
「好調な不動産市況を背景に物件の売却益が増えた。オフィスなどの賃料収入も伸びた。売上高は39%増の4165億円。オフィス賃貸や物件売却を含む不動産事業は36%増の3496億円と伸長した」(市場関係者)という。
こうした絶好調の収益環境にあって、なぜ教育事業に傾斜するのか……? 解は、今年からスタートした中長期経営計画(2026~2036年)にある。


















