株価の激しい値動きに慌てるな! 今こそ「小遣い稼ぎ」にはピッタリの相場
新NISAで投資をスタートさせた投資家には、とんでもない株式市況かもしれない。先週、日経平均は過去3番目の下げ幅となる3318円安(4.9%安)を記録した。下落率が5%を超すと暴落とみなされることが多いから、市場は大慌てかと思ったら、案外そうでもなかった。むしろ歓迎ムードといっていいほどで……。
■株価は下がらないと上がらない?
えっ、何で? というぐらいの拍子抜けだ。
「実のところ、現状では株価が上がる要素はほとんどありません。今月上旬に日経平均は7万円をいったん回復しましたが、さらに上昇する勢いはなかった。ここから上がるには一度ドカンと株価が下落しないとダメです。上昇していくエネルギーをためなくてはなりません」(市場関係者)
エネルギーをためるといわれても、理解するのは難しい。「火山のマグマが地下にたまり、限界まできたときに大噴火する、そんな感じでしょうか」(前出の市場関係者)
ますます「?」ながら、とにかく現在は「下落を容認する相場」なのだろう。下げ相場だから、投資初心者は「様子見」を決め込んだほうが得策と思いがちだが、投資のプロは違う。小遣い稼ぎをするのにピッタリだというのだ。
「下がり続ける株式市場だったら、手を出さないほうが無難です。現在も暴落に近い下落はありますが、その後は多少なりとも戻します。そして、また下落していく。上げ下げの繰り返しといっていいでしょう。株価があまり動かないときより、下がったり上がったりする相場のほうが利益を上げるチャンスは多いといえます。その意味で、今は悪くない」(株式評論家の倉多慎之助氏)
確かに、「下がったときに買って」「上がったときに売る」と、たいした金額でなくとも、それなりに利益は出る。
上場投資信託(ETF)の「日経平均レバレッジ上場投信」(1570)は、日経平均の2倍の値動きを目指すもの。簡単にいうと、日経平均が1000円上がったとき、このETFは2000円値上がりするという仕組み。下落時は、当然、倍下がる。
ちょっと怖そうなETFだが、深追いせず、小遣い稼ぎ程度と割り切れば“投資のトレーニング”にもなるし、トライしてみる価値はあるかも──。


















