株
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今後の投資は集中か分散か…トランプ・ショックでの運用利回りを年初から分析した
トランプ関税によるショックから約2カ月が経過し、米株価指数のS&P500は最高値目前まで回復している。新NISAでオルカンやS&P500に投資している人はほっとしているだろう。ただ、5月中旬以降は節目となる6000前後で足踏みが続い...
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「ハルメクHD」独自路線でシニア層を魅了
株式相場は未来を予測しているようで実は後講釈というパラドックス。2月半ばにSKEW指数が183まで上昇してから4月初めに急落。4月初めに恐怖と欲望指数が1ケタまで低下してからは反騰。後になってみないと立証できない。 シニア女...
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世界はデカップリングの時代…「良品計画」はヘルス&ビューティーで急成長
7月6日、BRICS首脳会議がブラジルにおいて開催される。 BRICSの創設メンバーはブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの5カ国だったが、現在はエジプト、エチオピア、イラン、アラブ首長国連邦、インドネシアが加わって、...
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アクティビストが大株主に登場「しまむら」は“For sale”のレッテルを張られた?
都立大学教授の「日本経済の故障個所」という、面白い論文がある。 「企業は銀行を見切り、賃金や設備投資を節約、借入主体から貯蓄主体に変わり、日本経済の長期停滞の主因となった。企業がGDP比の25%程度の貯蓄をするのは異常で、余剰...
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「ミーク」は動画通信の革命児として独自ポジションを確立
日本の通信革命が静かに進行しています。その一角を担う隠れた有望株をご紹介しましょう。スマホ通信の裏方から動画IoT市場を変革する「ミーク」(332A、東証グロース=投資金額約9万円)です。 ミークは、3大キャリアー(NTTド...
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「エスコンジャパンリート投資法人」6%台の分配金利回りは大きな魅力
6月27日にイスラム・ヒジュラ暦の新年を迎える。毎年10日ほど前に移動するが新年前後が例年株高となる時期だ。 エスコンジャパンリート投資法人(2971)は人々の豊かな暮らしを支える「暮らし密着型資産(商業施設、住宅、持続可能...
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オフィス家具トップの「オカムラ」は7期連続で最高益 配当利回りも魅力
アメリカのスコット・ベッセント財務長官は「アメリカ、中国ともに、デカップリングを望んでいない」と語っている。中国との関税交渉を急いだのには理由がある。デカップリングとは経済的分断のこと。しかし、トランプ政権の外交・通商(特に関税)は...
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好決算で株高傾向「助川電気工業」は原発関連として注目度上昇中!
6月22日に東京都議会議員選挙が行われる。続いて参議院選挙が7月27日までにあり、野党の自信が高まれば、内閣不信任案提出、総選挙の可能性も高まってきている。現内閣の支持率は低迷を続け、頼りは小泉進次郎農林大臣の活躍にかかっている。 ...
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「CSSホールディングス」は高級ホテルの裏方を支える専門企業
日本経済が活性化する中、ホスピタリティー業界の縁の下の力持ち、CSSホールディングス(2304、東証スタンダード=投資金額約9万円)に注目してみましょう。 皆さんは高級ホテルのレストランで食事をした後、その食器はどうなるかご...
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「ガーデン」は不動産事業のノウハウ生かした出店戦略でブランド認知効果を狙う
相場は紙風船みたいなもの。風船の中の空気が気圧と一致していれば浮いている。しかし下からあおいであげないといつの間にか落ちてくる。さらに上まで目指そうとヘリウムなど入れると爆発してしまう。株価も時折「材料」という風が与えられないと落ち...
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金利ジワリ上昇中の上手な投資術 狙うべきは「日本の最強株」たち 低迷相場の今こそチャンス!
ジワリと上昇してきた日本国債(10年物)の金利。ほぼ3年前の2022年夏は0.2%程度だったが、25年夏は1.5%近くに上がっている。個人向け国債の利率も少しずつとはいえ高まってきた。資産運用のほぼ“対象外”だった国債の地位復活で、...
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投資の世界のヒエラルキー「触らぬマドンナに祟りなし」
「前から3両目の2番目の右側のドア」 そう心で唱えながら、駅までの坂道を駆け上がる。絶対に遅れるわけにはいかない。出会えればラッキー。今日一日の運命が懸かっている。 高校2年生の風薫る季節、隣の学校の“マドンナ”が、い...
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すかいらーくHDは「資さんうどん」買収で勢いづく
まさに、歌の文句じゃないが、「あ~あ、それなのに、それなのに、怒るのは当たり前でしょう」ではないか。日本は“未曽有”の国難に見舞われている。 輸出企業はトランプ関税に苦慮、生き残りに必死である。国民は生活苦にあえいでいる。米...
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好決算の「スマートドライブ」今後3年で売上高3.2倍、営業利益6.6倍を計画!
東証グロース指数が新しい波動に入ってきているようだ。2020年10月の1368をピークに、昨年8月には482まで65%下落し、魅力のある中小型株でも、この大勢には逆らえなかった。しかし、直近では725まで反発し、過去4年間見られなか...
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「モビルス」はコールセンターをAIで変革 作業の3分の1を自動化
日本企業のコールセンター市場が、AIの波で大きく変わろうとしています。 今回ご紹介するのは、コンタクトセンター向けSaaSサービスを提供するモビルス(4370、東証グロース=投資金額約4万円)です。 事業の柱は、コン...
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東急不動産HDは5期連続増配 インバウンド効果のリゾート施設も充実
世界的規模の金融マーケットの混乱は急速に落ち着きを取り戻しつつある。日本の場合、3月下旬~4月初旬の株価暴落の主因がトランプ関税と円高進行にあったのは間違いない、と思う。 もちろん、投機筋の売り仕掛け(オプションのプットの売...
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継続的にフォローしている「新日本科学」 新薬の貢献で株価は爆上がり?
当連載で継続的にフォローしている新日本科学(2395)。株価は推奨開始の800円前後から3200円台まで急騰した後、過去2年は投資家にとって頭痛の種となっていた。本業の非臨床試験は受注額が過去最高という環境の中、足を引っ張ってきたの...
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「ジグザグ」はウェブインバウンドの革命児 日本のECショップで外国人が簡単に買える
日本のECサイトに外国人が訪れても、購入できずに帰ってしまうという機会損失。この「ウェブインバウンド」の大きな壁を打ち破る革命的企業があります。「世界中のワクワクを当たり前に」というミッションを掲げ、「JavaScript」のタグを...
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「パナソニックHD」公表された材料を咀嚼して相場観を養う
ゴールデンウイークに時間があったので考えた。 「下がって乱れず、上がって驕らず」 「株食えば胸が鳴るなり上げ相場」 「売りものを集めて早し下げ相場」 「下で売り、上で買いでは儲からぬ」 そして「戯れに...
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「正興電機製作所」は業績好調 半導体で盛り上がる九州に本社を置く
これは「成田離婚」のパターンである。ドナルド・トランプ大統領は1月20日の就任以来、主要メディアが批判を自粛するハネムーン期間と呼ばれる100日が経過したが、目立った成果をあげていない。むしろ、ドタバタ劇を繰り返している。 ...
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消防・警察への適時情報伝達を支援「ドーン」 マイナ免許証読み取りアプリに注目!
数年前に拙宅にオレオレ詐欺の電話がかかってきた。当時、怪しい電話はすぐ警察に通報とのテレビCMが盛んに流されていた。相手の携帯番号をきき、近くの交番に駆けつけると、「相手にしてはダメです」の一言。警察も対応しているというアリバイづく...
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「トヨコー」は老朽化インフラの救世主 IPO後に急成長&株価5桁へ
日本のインフラ老朽化問題が深刻さを増す中、革新的な解決策を持つ企業が株式市場で急速に注目を集めています。今年3月に上場したトヨコー(341A、東証グロース=投資金額約12万円)です。 公開価格730円でスタートし、初値は87...
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「TMH」半導体工場のトータルサポート
最近ガビチョウという茶色の鳥のさえずりをよく耳にする。鳴きマネの天才でウグイスのホーホケキョも上手だ。株式市場でも大切なのは市場のガビチョウにだまされることなく本物のウグイスと出合うことだろう。 TMH(280A)の社名はT...
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R&Iファンド大賞2025最優秀賞「三井住友・配当フォーカスオープン」は20年で400%超の運用実績
4月25日に格付投資情報センターが「R&Iファンド大賞2025」を発表した。さまざまな観点からアクティブファンドを評価するもので、今年で19回目。運用期間によって「投資信託20年部門」「投資信託10年部門」「投資信託部門」(3年)に...
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「グロービング」が提供する和製コンサルが日本を復活させる
中国のBYDが日本で軽自動車EVを展開するという話は結構象徴的なニュースだった。 売れるものを売るという当たり前の姿。「日本はアメリカの自動車を買っていない」というのがトランプ氏の論理。しかし、中国は日本の自動車の4割が軽自...
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ペット保険首位「アニコムホールディングス」は高齢化時代に安定成長を享受
相変わらずトランプ旋風が吹き荒れている。相互関税を発表した3月27日を起点にすると、東証株価指数は4月7日までに20.7%下落。米国債の急落を懸念し90日間の停止が発表されると、一転して4月18日まで11.2%反発した。面白いのは東...
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「ビジュアル・プロセッシング・ジャパン」はデジタル資産管理分野で圧倒的なリーディングカンパニー
日本企業の多くは、デジタル資産の管理に頭を抱えています。写真、動画、商品情報、カタログデータ──。多様化するデジタルコンテンツを一元管理し、効率的に活用できるかどうかが、今や企業の競争力を左右します。 そんな中、注目したいの...
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「タスキホールディングス」新築投資用マンションでプライム上場を狙う
1986年の映画「フェリスはある朝突然に」。教師はやる気のない高校生たちに、約40年前に可決された米国の関税法案が有益だとして導入された背景を説明。その後、「これはうまくいっただろうか」と問いかけ、沈黙の後、教師は言った。「うまくい...
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キューピーは「世界の味」…訪日客が熱愛のマヨネーズ「卵サンド」人気も追い風
米中の貿易戦争は激しさを増すばかりだ。中国はトランプ関税に報復で対抗。今のところ、両者は一歩たりとも引かない姿勢を貫く。 トランプ大統領の標的は最初から中国である。中国は14億人の人口を抱え、食料難に直面。トランプ関税の影響...
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医薬品の勢力図が大きく変わる可能性…「CKD」は医薬品用の包装機が“武器”
半導体に続いて、医薬品がターゲットになりそうだ。 トランプ大統領は相互関税について、当初こそ半導体と医薬品は除外すると話していた。ところが、ここへきて相互関税とは別に半導体への関税を検討するとし、続けざまに医薬品も対象にする...