森保ジャパンで広がる主力と控えの格差 「ポスト上田・三笘・伊東」若手3人の物足りなさ
5日にキリンカップ決勝のニュージーランド戦(国立)を迎える森保ジャパンに、新たな懸案が浮上している。主力と控えの「格差」である。
代表チームでレギュラーと控えに力の差があるのは当然。それでも今回の代表戦で気になるのは、その差を埋めるはずの若手が、なかなか主力を脅かすといえるプレーができていないことだ。
9月28日のキリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦では、1トップのFW後藤啓介(21)、右FWシャドーの佐藤龍之介(19)、左FWシャドーの斎藤俊輔(21)がそろって先発。いずれも将来を嘱望される若手で、191センチの大型FW後藤は「ポスト上田綺世」、突破力とスピードを武器とする佐藤、斎藤は、三笘薫や伊東純也らに続く攻撃陣の有力候補。同世代のU21代表がアジア大会を戦う中、森保一監督は3人をA代表に招集し、その可能性を試した。
「ただ、期待されたほどのインパクトを残せたかといえば、疑問符がつきます」というのは、サッカー関係者だ。
「後藤は前線でボールを収める、競り勝つ、チャンスを決め切るというFWとしての仕事で物足りなさが残った。佐藤は立ち位置や周囲との連係は良かった一方、得点を呼び込む決定的なプレーまでは見せられなかった。斎藤も仕掛けやクロスでは持ち味を見せたが、相手守備を崩すほどの突破力は物足りなかった。3人とも素材の良さは感じる。ただ、将来的に、後藤が上田のように攻撃の中心を担い、佐藤や斎藤が三笘や伊東のように試合を動かす存在になれるかというと、現時点ではそこまでの姿が見えなかったのは確かです」


















