注目の人 直撃インタビュー
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星野佳路氏 コロナと共生“マイクロツーリズム”で生き抜く
新型コロナウイルスの感染拡大で、最も打撃を受けているのが観光業だ。4月、5月の訪日外国人数は2900人、1700人といずれも前年比99・9%減だった。昨年4~6月の国内旅行者数は延べ1億6000万人…
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前嶋和弘氏 トランプ岩盤支持…差別問題のダメージ少ない
トランプ米大統領は新型コロナウイルス禍で中断していた選挙集会を先月下旬、強行再開した。支持率下落への焦りがあるともいわれる。米大統領選まで4カ月。コロナ禍と人種差別抗議デモの拡大で局面は変わったのか…
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俳優・古舘寛治氏 非難されても政治的発言をやめない理由
連日、過激な「寝言」を頻繁にツイートしている。その多くが「政治的発言」だ。芸能界からも批判の声が上がった検察庁法改正案にも、もちろん反対した。〈俳優なのに〉〈イメージが壊れた〉〈クズ役者!〉などと中…
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狭川普文氏 新しい日常は「周りを批判する前に自問自答」
新型コロナウイルス禍の自粛要請中の4月24日、奈良の大仏で知られる東大寺に宗教者たちが一堂に会した。「#共に祈ろう」とSNSで配信された写真は大きな話題を呼び、リツイート数は10万4000、ファボ数…
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児玉龍彦氏「21世紀の感染症対策は精密医療で実態把握を」
新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言の全域解除から2週間。安倍政権の号令は「人との接触機会8割削減」から「新しい生活様式」へシフトしたが、コロナ禍収束の気配はない。政府は感染実態を把握してい…
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小池百合子の学歴詐称疑惑 石井妙子氏は取材と検証で確信
今月18日告示の東京都知事選で再選を狙う小池百合子都知事。だが、首都のトップとして本当にふさわしい人物なのだろうか。市場移転問題や五輪会場の経費削減では、混乱と迷走を繰り返した。そして今、問題視され…
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安藤裕氏 コロナ禍こそ平成の経済対策に終止符を打つべき
「国難を乗り越えるため真水100兆円の財政出動を」「消費税率もゼロにすべき」――。小出し、後出し、やり直しの安倍政権に忖度なし。コロナ禍で大胆な提言を続け、にわかに注目を集める自民党の若手がいる。「も…
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同志社女子大・影山貴彦氏 エンタメは不要不急でも不可欠
舞台やコンサートなど公演は軒並み中止。テレビは過去の放送を再編集して流し、リモート出演が当たり前になった。今後の撮影のめどすら立たず、制作手法も変えざるを得なくなっている。新型コロナウイルス禍で存在…
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三田村昌鳳氏 日本ゴルフ界は右に倣えで使命感が足りない
コロナ禍の自粛要請から、国内のスポーツイベントはすべて止まったままだ。ゴルフ界も打撃を受けている。男子ツアーは6月末までの7試合、女子ツアーは開幕から18試合の中止が決まり、両ツアーとも再開の見通し…
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小川淳也議員 野党は失態を引き取る覚悟と決意に欠ける
安倍政権が新型コロナウイルス感染症対策を巡る数々の失態で支持率を下げているのに、野党の存在感は薄い。「政府批判を控えるべき」「ワンチームで国難を乗り切ろう」など挙国一致の雰囲気が漂う中、「野党の最大…
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元日銀参事・岩村充氏があぶりだす「黒田バズーカ」の本質
2013年4月に始まった日銀の異次元金融緩和。丸7年、吹かし続け、27日、国債買い入れ上限撤廃というさらなる追加緩和が決まった。だが、黒田バズーカは、本当に経済成長をもたらしたのか。長期の緩和やゼロ…
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松田公太氏「外食産業は家賃支払いモラトリアム法が必須」
新型コロナウイルスで世界経済が未曽有の危機にある中、日本政府の対応は後手後手に回り、曖昧な緊急事態宣言で休業補償もしない。松田公太氏(51)は銀行員を経てコーヒーチェーン「タリーズ」を創業後、政治家…
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舛添要一氏が指摘「緊急事態宣言は“3つの不作為”のツケ」
新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言が発令されてから10日。「人との接触機会8割削減」の掛け声の下、外出自粛が広がるが、東京都を中心に感染者は急増。8000人を突破し、死者も200…
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軍事アナリスト小川和久氏 普天間は政権次第で突破できる
1996年の米海兵隊普天間飛行場の返還合意からもう24年になる。辺野古沿岸部への移設が決まってはいるものの、沖縄県民の反対と訴訟合戦、軟弱地盤の発覚と建設費の膨張など、解決のめどは全く立っていない。…
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高嶋哲夫氏「首都感染」は予言の書ではなく予測できたこと
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。国民の不安を象徴するかのように、マンゾーニの「いいなづけ」やカミュの「ペスト」といった古今東西の疫病を描いた古典などが売れている。中でも注目を集めているのが…
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シューズの神様・三村仁司氏「必要なのは“厚底”ではない」
陸上の長距離界を席巻しているナイキ社製の厚底シューズ。大迫傑が自らの持つ日本新記録を更新した1日の東京マラソンでも、上位30人中28人が使用した。「履くだけで速くなる魔法の靴」――メディアはそう持ち…
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上昌広氏激白 新型コロナ対策で“人体実験”が行われている
中国・武漢市が「震源地」だった新型コロナウイルスは世界中に感染拡大し、WHO(世界保健機関)は「パンデミック」を宣言した。日本でも連日、感染者が増え、「政治決断」の名の下、安倍首相が思いつきで打ち出…
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杉江弘氏が警鐘 羽田は新ルートで世界一着陸困難な空港に
こんなに近いのか――。先月の「実機飛行確認」を見て驚いた人も多いはず。29日から運用が始まる羽田空港の新飛行ルート。五輪に向けた国際線増便を口実に、都心上空を大型旅客機が手が届きそうな低さで飛ぶよう…
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桃井貴子氏 石炭火力発電推進はもんじゅ失敗の二の舞い
3・11後の日本のエネルギー政策をどうするのか。まもなくあれから10年目というのに政府は原発頼みのうえ、停止中の原発を補う形で石炭火力発電を推進。再生可能エネルギーへの積極投資で温室効果ガス削減に突…
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角栄側近・石井一氏が語る ロッキード事件真相と政治腐敗
田中角栄元首相の側近の一人として、間近で見てきた“ロッキード事件の真相”をつづった著書「冤罪」が今年1月に文庫化。昨年末には自公連立の病理を解説した「つくられた最長政権」を上梓し、ともにベストセラー…