注目の人 直撃インタビュー
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森田しのぶ医労連委員長「医療従事者はもう限界です」
新型コロナウイルスの第3波が猛威を振るっている。春、夏を上回るスケールで、医療提供体制は危機的な状況だ。春からの長丁場に、医療従事者の奮闘は続くが、病院経営が悪化する中、政府の支援は行き渡らず、待遇…
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吉崎達彦氏が占うバイデン新政権の舵取りと日米関係の今後
米大統領選は、法廷闘争を続けているトランプ大統領がついに力尽きそうだ。14日に行われる選挙人投票でバイデン大統領誕生は確実。決まればトランプはホワイトハウスを去る用意があると表明した。とはいえ、両者…
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辻元清美氏が菅政権をバッサリ「古い、出がらし政権だ」
やっぱりソーリの追及ならこの人――。衆院予算委員会で菅総理の口から、日本学術会議の新会員候補6人の除外について説明を受けた相手は「たぶん杉田官房副長官だった」という答弁を引き出し、注目された。菅総理…
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乳腺外科医事件に逆転有罪 上告の医師を支える同僚に聞く
東京都足立区の柳原病院で、乳腺腫瘍摘出手術後の診察時に女性患者の胸をなめたとして、準強制わいせつ罪に問われた男性外科医師の裁判。東京高裁は7月13日、1審の無罪判決を破棄し、懲役2年を言い渡した。外…
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春名幹男氏「米国が民主主義を守れるかどうかの正念場」
米大統領選は民主党のバイデン前副大統領が過半数の選挙人を獲得して勝利したとはいえ、トランプ大統領は徹底抗戦を続け、敗北宣言する気配がない。大混乱はいつまで続くのか、来年1月に本当に交代できるのか。選…
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ジャパネット創業者・髙田明氏「核兵器禁止条約の批准を」
日本有数の通販会社を一代で築きあげた。退任後はサッカークラブのV・ファーレン長崎(J2)を再建。長崎出身ということで平和への思いも強く、来年の発効が決まった国連の核兵器禁止条約に強い関心を寄せる。9…
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天才哲学者が危惧する パニックの政治とデジタル全体主義
「新しい生活様式」が当たり前になり、菅政権は「デジタル庁」創設に躍起になっている。新型コロナウイルス禍がこの国にもたらした変化の一端である。各国で同時進行中のこうした社会の変貌について、「哲学界のロッ…
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京大教授藤井聡氏 大阪都構想は維新への信任投票ではない
大阪市を廃止するのか、しないのか――。「大阪都構想」の是非を巡る住民投票(投開票11月1日)が真っただ中だ。2015年の住民投票で一度否決されたにもかかわらず、大阪維新の会と公明党がタッグを組み、再…
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中野雅至氏 菅政権の小さな政府路線と1億総ゴマカシの限界
行政の縦割り、既得権益、悪しき前例を打破し、規制改革を徹底する――。自称「国民のために働く内閣」のスローガンは、この人にはどう響くのか。大阪都構想の住民投票が迫る中、橋下徹氏に昨年〈北朝鮮に行きやが…
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鴻上尚史氏 自粛警察生んだ日本の同調圧力は戦時下と同じ
「空気を読め」「和を乱すな」――。日本社会で日常的に使われる言葉が、コロナ禍によって他人への「暴力」につながる。日本人の「同調圧力」を冷静に分析し、それに屈しない戦い方を提示し続けているのが、この人だ…
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片山善博氏「総理と自治体のコロナ対応はどっちもどっち」
新型コロナウイルスの第1波、第2波を通じて、首長の資質、国と地方の上下関係、政治と科学の兼ね合いをめぐり、さまざまな問題が浮き彫りになった。秋、冬の第3波が予想される中、地方自治のスペシャリストが警…
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田村淳さん「遺書を書いたら大事なことか明確になった」
「死」について話すことのタブーを取っ払いたい。人生の終い方にもっと多様性や選択肢があっていい――。そんなことを長年考えてきたのだという。実行に移すため、昨年4月、大学院生になって研究を開始。ITベンチ…
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出口治明氏 60歳を不安に思うのは定年に毒されているから
人生100年時代といわれて久しいが、コロナ禍も加わり、先行き不透明さに不安を覚えている人も多いだろう。そんな中、発売約2カ月で20万部を突破、ベストセラーになっているのが「還暦からの底力」(講談社)…
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赤木雅子さん 安倍首相らの絵に「黒目」描かなかった理由
「これが財務官僚王国 最後は下部がしっぽを切られる。なんて世の中だ」――。手書きの遺書に、こう書き残して亡くなった赤木俊夫さん(享年54)。森友学園への国有地売却をめぐる公文書の改ざんを命じられ、心身…
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元永知宏氏「甲子園が暴力を生みメディアが助長している」
新型コロナウイルスの影響で中止となった今春センバツの出場32校を招く「2020年甲子園高校野球交流試合」が10日に開幕する。一方、昨年9月には高校野球の名門・横浜高(神奈川)で当時の指導陣による部員…
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和歌山県 仁坂吉伸知事に聞く「和歌山モデル」の全貌
国内で初めて新型コロナウイルスの感染者が確認されたのは、今年1月15日。それから約1カ月後に、和歌山県で病院クラスターが起きた。県は国の方針とは異なる独自の策を次々と打つ。短期間でウイルスを封じ込め…
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なぜ敵基地攻撃か…半田滋氏が懸念「政治家の暴走」の結末
陸上配備型の迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の計画が突然、中止になり、その代替策として「敵基地攻撃能力」の保有が取りざたされ始めた。自民党は今月中に提言をまとめ、政府の国家安全保障会議の議…
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星野佳路氏 コロナと共生“マイクロツーリズム”で生き抜く
新型コロナウイルスの感染拡大で、最も打撃を受けているのが観光業だ。4月、5月の訪日外国人数は2900人、1700人といずれも前年比99・9%減だった。昨年4~6月の国内旅行者数は延べ1億6000万人…
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前嶋和弘氏 トランプ岩盤支持…差別問題のダメージ少ない
トランプ米大統領は新型コロナウイルス禍で中断していた選挙集会を先月下旬、強行再開した。支持率下落への焦りがあるともいわれる。米大統領選まで4カ月。コロナ禍と人種差別抗議デモの拡大で局面は変わったのか…
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俳優・古舘寛治氏 非難されても政治的発言をやめない理由
連日、過激な「寝言」を頻繁にツイートしている。その多くが「政治的発言」だ。芸能界からも批判の声が上がった検察庁法改正案にも、もちろん反対した。〈俳優なのに〉〈イメージが壊れた〉〈クズ役者!〉などと中…
