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「こんな建物だれがどうしてつくったの?」 ジョン・ズコウスキー著 藤井由理日本語版監修/藤村奈美訳
2000年前のローマ時代の建築家ウィトルウィウスは、建築は「フィルミタス」=強(構造の堅固さや耐久性)、「ウティリタス」=用(機能性または使いやすさ)、「ヴェヌスタス」=美(美しさ、芸術性)を体現し…
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「ニッポン とっておきの島風景」箭内博行著
これまで国内の300以上の島々を訪ね歩いてきたという著者による写真集。日本とは思えないような「珊瑚礁の青い海、固有の動植物を育む森、大自然と共に生きる人々の暮らし」――それぞれが独自の魅力を発しなが…
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「オオカミたちの本当の生活」ギュンダー・ブロッホ著 ジョン・E・マリオット写真 喜多直子訳 今泉忠明監修
長年、野生動物の行動観察を続けてきた著者が、カナディアン・ロッキーのバンフ国立公園に生息するオオカミ一家について記した貴重な記録。 1988年の休暇中、カナディアン・ロッキー最大のジャスパー…
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「沖縄 1935」週刊朝日編集部編
戦前の沖縄の人々の暮らしぶりを撮影した写真集。 太平洋戦争の末期、「ありったけの地獄を集めた」といわれ、焦土と化した沖縄には、戦前に撮影された写真がほとんど残っていない。 本書は、新…
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「マイクロシェルター」 デレク・ディードリクセン著 金井哲夫訳
ここでのシェルターとは必要最低限の住まいの意で、「起きて半畳寝て一畳」ということわざを体現する人々の極小「マイホーム」を紹介するビジュアルブック。 自らもマイクロシェルターの設計・建築を手掛…
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「凹凸を楽しむ東京坂道図鑑」松本泰生著
東京には名前がついている坂だけで実に1200カ所近くあり、これだけ多くの坂に名前がついている都市は、世界でもまれだという。本書は、東京23区内にある800カ所以上の坂からえりすぐりの魅力ある坂を紹介…
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「新・世界の空港」
世界各地の個性的な空港を紹介するポケット写真集。 長年にわたって年間発着数、利用者数ともに世界一を誇るアメリカの巨大空港「ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港」(空港名は元アトラ…
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「写真民俗学」芳賀日出男著
間もなく96歳の誕生日を迎える現役写真家が、これまで撮影してきた国内外120以上の祭礼を紹介するフォトリポート。 冬至を境に、太陽は新しいエネルギーを宿して蘇ると信じられるヨーロッパや日本で…
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「最後の辺境」水越武著
その厳しい環境ゆえに人間を寄せ付けず、穢れのない豊かな自然が残る地図上の空白地帯を求めて、世界各地を旅してきた写真家による新書版フォト紀行集。 幼いころから山に目覚め、本格的登山に取り組んで…
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「あやしい美人画」松嶋雅人著
男たちの理想や欲望を結晶化させたような世の多くの美人画とは一線を画し、見る者の心を逆なでするような女性たちの姿を描いた絵画を集め、紹介するアートブック。 古くから女性は絵画の重要な主題であり…
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「美しき雅楽装束の世界」遠藤徹著 青木信二撮影
宮廷や神社で古来、伝えられてきた雅楽の絢爛豪華な装束を紹介する写真集。 平安時代の宮廷文化の中で大成した雅楽は、5~9世紀にかけて中国大陸や朝鮮半島から伝えられた楽舞を源流にする舞を伴う「国…
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「世界の特別な1日」マルゲリータ・ジャコーザほか著、村田綾子訳
1888年にコダック社が比較的安価な箱型カメラを売り出して以降、人類の進歩を示す出来事や重要人物は、ほぼ写真として記録されてきた。そしてスマホや携帯電話にカメラが標準装備となった現代、地球上では1日…
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「本の未来を探す旅 ソウル」内沼晋太郎、綾女欣伸編著 田中由起子写真
日本ではネット書店の普及で町の本屋が次々と姿を消しているが、お隣の首都ソウルでは、今、空前の本屋ブームで「独立書店」と呼ばれる個人経営の個性的な書店が、週に1軒のペースで生まれているという。一方で、…
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「LOVE DOLL SHINOYAMA KISHIN」篠山紀信、文/山下裕二
写真界の巨匠が「ラブドール」を撮り下ろした写真集である。ラブドールとは男性の欲望を処理するために作られた性具、かつて「ダッチワイフ」と呼ばれたあれだ。浮袋のように空気を吹き入れるダッチワイフから進化…
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「ハイン 地の果ての祭典」アン・チャップマン著 大川豪司訳
20世紀末に絶滅した南米の先住民族セルクナム族の文化と特異な彼らの祭典「ハイン」を伝える文化人類学リポート。 1923年に行われたハインに立ち会ったドイツ人文化人類学者のマルティン・グシンデ…
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「サハラ砂漠 塩の道をゆく」片平孝著
サハラ砂漠の奥地で採掘された岩塩を運ぶキャラバン「アザライ」とともに過ごした日々をつづった新書フォト紀行。 太古の時代、海の底だったサハラ砂漠の奥地で産出する岩塩は、かつては塩の採れない西ア…
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「MORNING LIGHT」吉村和敏著
出勤ラッシュだろうか、片道4車線の道路をバイクが埋め尽くす台北の市街や、サトウカエデなどの落葉広葉樹の葉が朝日に輝くカナダ・ローレンシャン高原の豊かな森、まだ住人も観光客もベッドの中にいるのだろうか…
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「アメリカ マイノリティの輝き」鎌田遵著
研究者としてアメリカの先住民や、非合法移民らと接してきた著者が、彼らマイノリティーの今を撮影した写真集。 ラティーノ・ラティーナ(ヒスパニックとも呼ばれる中南米からの移民およびその子孫。ラテ…
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「巴水の日本憧憬」林望/文 川瀬巴水/画
近年、注目が集まる大正から昭和の時代に活躍した版画家・川瀬巴水の作品を林氏の解説で鑑賞するアートブック。 明治16(1883)年生まれの巴水は、幼いころから絵が好きで、鏑木清方に師事して絵の…
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「国立科学博物館のひみつ地球館探検編」成毛眞著 国立科学博物館監修
1877(明治10)年創立という、日本で最も歴史がある博物館のひとつ、国立科学博物館の見どころ、遊びどころを案内してくれるビジュアル・ガイドブック。 同館は上野公園内にある日本館と地球館に加…
