GRAPHIC
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「巨大建築の美と技術の粋 世界の橋」マーカス・ビニー著 黒輪篤嗣訳
古代から現代にいたるまで、ありとあらゆるものをつないできた世界各地の名だたる250橋を紹介する豪華大判写真集。 世界で最も古く、最も構造が単純な橋は、大きな板石を1枚、または複数枚、架け渡し…
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「海上の巨大クレーン これが起重機船だ」出水伯明編・写真
海峡をまたぐ長大な橋の架設や、沈没船の引き揚げなど海上作業を担う縁の下の力持ち「起重機船」の知られざる世界を紹介するビジュアルブック。 幼いころから起重機船に魅せられてきたという空撮カメラマ…
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「いいビルの世界 東京ハンサム・イースト」東京ビルさんぽ著
新陳代謝の激しい東京で、再開発にのみ込まれずに生き残る「いいビル」を紹介するビジュアルブック。著者が定義する「いいビル」とは、1950年代から70年代の高度経済成長期に建設されたビルを指す。この時代…
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「心に響く樹々の物語」ダイアン・クック、レイ・ジェンシェル著 黒田眞知訳
屋久島の縄文杉や福島県の三春滝桜のように、何千年、何百年と風雨に耐えながら、微動だにしない巨木の前に立つと、その物質としての存在感に圧倒され、敬虔な気持ちになり、誰もが哲学者になる。自分が生まれるは…
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「DROPtokyo 2007─2017」DROPtokyo著
原宿を拠点にストリートファッションをスナップ撮影し、掲載してきたウェブサイト「DROPtokyo」の10年を集大成したフォトブック。道行く人々のスナップから、ファッションだけでなく、東京という街のこ…
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「心も染まる紅葉」森田敏隆、宮本孝廣著
日本列島は桜前線の北上によって春を迎える。同じように、秋になると冬への備えを人々に迫るかのように紅葉前線が列島を南下する。本書は、その紅葉前線を追うように日本各地の美しい紅葉の風景を集めた写真集。 …
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「PHOTO ARK 動物の箱舟」ジョエル・サートレイ著 写真、関谷冬華・訳
動物の写真集なのだが、類書とはちょっと趣が異なる。「世界の生物多様性の喪失を食い止めたい、少なくともその進行を遅らせたい」という願いから生まれた「フォト・アーク」というプロジェクトの成果から生まれた…
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「海の見える駅」村松拓著
世界有数の長い海岸線を持つ日本は、「海の見える駅」が多い。約1万ある国内の鉄道駅のうち、ホームや駅舎などから海が見える駅をこれまでに300カ所訪ねてきたという著者が、特に印象に残った70駅を紹介する…
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「にっぽんスズメ散歩」ポンプラボ編、中野さとる他写真
あまりにも身近過ぎて、その魅力に気がつかないということが、よくある。日本各地に暮らす5人の野鳥写真家たちの作品を編んだ写真集である本書を開くと、スズメもそのひとつだと気づくに違いない。実は、今、スズ…
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「こんな建物だれがどうしてつくったの?」 ジョン・ズコウスキー著 藤井由理日本語版監修/藤村奈美訳
2000年前のローマ時代の建築家ウィトルウィウスは、建築は「フィルミタス」=強(構造の堅固さや耐久性)、「ウティリタス」=用(機能性または使いやすさ)、「ヴェヌスタス」=美(美しさ、芸術性)を体現し…
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「ニッポン とっておきの島風景」箭内博行著
これまで国内の300以上の島々を訪ね歩いてきたという著者による写真集。日本とは思えないような「珊瑚礁の青い海、固有の動植物を育む森、大自然と共に生きる人々の暮らし」――それぞれが独自の魅力を発しなが…
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「オオカミたちの本当の生活」ギュンダー・ブロッホ著 ジョン・E・マリオット写真 喜多直子訳 今泉忠明監修
長年、野生動物の行動観察を続けてきた著者が、カナディアン・ロッキーのバンフ国立公園に生息するオオカミ一家について記した貴重な記録。 1988年の休暇中、カナディアン・ロッキー最大のジャスパー…
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「沖縄 1935」週刊朝日編集部編
戦前の沖縄の人々の暮らしぶりを撮影した写真集。 太平洋戦争の末期、「ありったけの地獄を集めた」といわれ、焦土と化した沖縄には、戦前に撮影された写真がほとんど残っていない。 本書は、新…
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「マイクロシェルター」 デレク・ディードリクセン著 金井哲夫訳
ここでのシェルターとは必要最低限の住まいの意で、「起きて半畳寝て一畳」ということわざを体現する人々の極小「マイホーム」を紹介するビジュアルブック。 自らもマイクロシェルターの設計・建築を手掛…
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「凹凸を楽しむ東京坂道図鑑」松本泰生著
東京には名前がついている坂だけで実に1200カ所近くあり、これだけ多くの坂に名前がついている都市は、世界でもまれだという。本書は、東京23区内にある800カ所以上の坂からえりすぐりの魅力ある坂を紹介…
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「新・世界の空港」
世界各地の個性的な空港を紹介するポケット写真集。 長年にわたって年間発着数、利用者数ともに世界一を誇るアメリカの巨大空港「ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港」(空港名は元アトラ…
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「写真民俗学」芳賀日出男著
間もなく96歳の誕生日を迎える現役写真家が、これまで撮影してきた国内外120以上の祭礼を紹介するフォトリポート。 冬至を境に、太陽は新しいエネルギーを宿して蘇ると信じられるヨーロッパや日本で…
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「最後の辺境」水越武著
その厳しい環境ゆえに人間を寄せ付けず、穢れのない豊かな自然が残る地図上の空白地帯を求めて、世界各地を旅してきた写真家による新書版フォト紀行集。 幼いころから山に目覚め、本格的登山に取り組んで…
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「あやしい美人画」松嶋雅人著
男たちの理想や欲望を結晶化させたような世の多くの美人画とは一線を画し、見る者の心を逆なでするような女性たちの姿を描いた絵画を集め、紹介するアートブック。 古くから女性は絵画の重要な主題であり…
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「美しき雅楽装束の世界」遠藤徹著 青木信二撮影
宮廷や神社で古来、伝えられてきた雅楽の絢爛豪華な装束を紹介する写真集。 平安時代の宮廷文化の中で大成した雅楽は、5~9世紀にかけて中国大陸や朝鮮半島から伝えられた楽舞を源流にする舞を伴う「国…