巻頭特集
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狡猾自公は勝ち馬に乗る 都知事選“三つ巴”という茶番劇
31日の投開票日まで残り10日になった東京都知事選。数字の上では主要3候補がデッドヒートを演じているようだ。 大手メディアはそろって、先週末実施の世論調査をベースに「序盤情勢」を伝えたが、各…
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争点なき謀略の醜聞合戦と消去法 都知事選の薄っぺら
投開票まで2週間を切った都知事選。各社の情勢調査では、パフォーマンスに長けた小池百合子元防衛相がトップを走り、それにジャーナリストの鳥越俊太郎氏が肉薄、自民・公明などが推薦する増田寛也元総務相が追い…
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世界で緊急事態が常態化…ダッカ、ニース、トルコの次は
一気にキナ臭くなってきた。テロとクーデターに世界が揺れている。 日本人7人を含む22人が犠牲になったバングラデシュの首都ダッカで起きたテロ事件(7月1日)の記憶がまだ消えない7月14日、フラ…
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都民にもう一度改憲を潰す好機 鳥越氏が勝てば内閣に衝撃
今度の都知事選(31日投開票)は、少子化対策や高齢化問題など都政にとって喫緊の課題の解決策で競うのはもちろんだが、争点はそれだけではない。 自公のやりたい放題を都議会でも許し続けるのか、それ…
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バラマキに転じたアベノミクス 10兆円経済対策の怪しさ
選挙前から言われていた通り、今年度の第2次補正予算は10兆円規模になる見込みだという。安倍首相が12日、石原経済再生担当相らに策定を指示した10兆円の経済対策。都知事選の報道に隠れて、あまり話題にな…
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小池vs自民の真相は? 都知事選の明暗分ける7つの核心<下>
舛添辞任と知事選騒動で、都政に絡む重大な疑惑がウヤムヤになってしまっている。20年東京五輪招致の際の2.3億円ものウラ金疑惑だ。招致委員会には都の役人も出向し、招致自体に数十億円もの都税が投入されて…
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小池vs自民の真相は? 都知事選の明暗分ける7つの核心<上>
1300万人が暮らす首都をつかさどるポストに誰が選ばれるのか。東京都知事選が14日告示され、17日間の選挙戦の火ぶたがついに切って落とされた。 予算膨張に歯止めが利かない東京五輪・パラリンピ…
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参院選も都知事選も…候補者を次々ピエロにする野党の愚
「東京都のために全力を捧げたい」 毎日新聞出身のジャーナリスト、鳥越俊太郎氏(76)が12日、東京都内のホテルで会見し、都知事選(14日告示、31日投開票)の出馬を表明した。これを受け、民進、…
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合法的に国家を乗っ取った 安倍独裁首相の次なる野望<4>
遊説先でかたくなに憲法を語るのを避けた理由について、安倍はTBS選挙特番で「どの条文をどのように変えていくかが決まっていない以上、議論することではないのだろう」と余裕の笑みを浮かべ、慎重姿勢を示して…
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合法的に国家を乗っ取った 安倍独裁首相の次なる野望<3>
参院選で焦点になった「3分の2」。改憲の発議に必要な議席数で、改憲勢力を確保できるかが注目されたはずだが、はたして全国の有権者にどこまで浸透していたのか。絶望的な気分になる統計がある。 高知…
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合法的に国家を乗っ取った 安倍独裁首相の次なる野望<2>
衆参両院で改憲勢力3分の2を確保しニンマリの安倍首相。だが、もうひとつ虎視眈々と狙っていた27年ぶりの「参院自民単独過半数」は逃した。達成に必要な57議席にあと1議席足りず、安倍は実は、ご機嫌斜めだ…
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合法的に国家を乗っ取った 安倍独裁首相の次なる野望<1>
9年前の夏。土気色に染まった表情で辞任を表明した男と同じ人物とは思えないようなニヤケ面だった。 自主憲法の制定を訴えたが、60年安保の狂騒の果てに志半ばで退任に追い込まれた岸信介元首相。そん…
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国民が葬った民主主義…改憲へ衆参独裁政権誕生の絶望<5>
予想通り落選した島尻安伊子沖縄北方担当相(51)と岩城光英法相(66)。現職閣僚2人が討ち死にし、安倍は内心、ぶぜんとしているはずだ。 しかし、沖縄選出の島尻と、福島選出の岩城の落選は、当然…
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国民が葬った民主主義…改憲へ衆参独裁政権誕生の絶望<4>
選挙中、改憲について一言も触れなかった安倍首相の狡猾さは論外として、それを指摘しなかったテレビ局も同罪だ。今回の参院選で公示後、与野党の党首が集うテレビ討論会が開かれたのはTBSの1回だけ。13年の…
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国民が葬った民主主義…改憲へ衆参独裁政権誕生の絶望<3>
衆参で3分の2の勢力を握った政権がやれることは、改憲だけではない。3分の2の勢力をフル活用すれば、戦前並みの恐怖政治、野党の弾圧も可能なのだ。 意外に知られていないのは、国会議員を除名できる…
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国民が葬った民主主義…改憲へ衆参独裁政権誕生の絶望<2>
「ヒトラーは民主主義によって、きちんとした議会で多数を握って出てきたんですよ。彼はワイマール憲法という当時ヨーロッパで最も進んだ憲法下にあって出てきた。常に憲法は良くても、そういうことはあり得るという…
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国民が葬った民主主義…改憲へ衆参独裁政権誕生の絶望<1>
10日、投開票された参院選はやりきれない結果だった。野党共闘はある程度、奏功し、1人区で野党は11勝(21敗)した。しかし、この程度の善戦ではどうにもならず、終わってみれば、自民党が56議席と圧勝。…
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独裁か、改憲阻止か…カギを握る当落線上の野党候補29人
この国の命運を決める天王山の参院選。メディア各社の情勢分析では、いつの間にか「改憲勢力で3分の2議席」が確実視されている。どの調査を見ても、「3分の2」に達するかどうかは、わずか1~2議席の攻防だ。…
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「さらば自民党」と言わない小池百合子のシタタカさ
さすがは「政界渡り鳥」と揶揄されるだけのことはある。ホント政局のカンだけはいい。 「退路を断つのが私の生きざま」「崖の下にパラシュートなしで落ちる覚悟」と都知事選(14日告示、31日投開票)へ…
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ダッカの悲劇は今後も続く “人質よりも改憲”が政権の本性
いったい、国民の命をどう考えているのか。これが安倍政権の“本性”なのだろう。 バングラデシュの首都ダッカで起きたテロ事件。日本人7人が犠牲になってしまった。実行犯は「アラー・アクバル(神は偉…
