経済ニュースの核心
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株式市場が警戒する「6月11日メジャーSQ」の株価水準
株式市場が警戒する今月11日のメジャーSQ。この日の日経平均株価のSQ値で、市場筋は「東京五輪中止・規模縮小・無観客」などを判断するだろう。それまでは、コロナ感染者数の数値に一喜一憂するシーソーゲー…
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東証が取引時間の延長検討…そしてまた「歴史は繰り返す」
先週土曜日、歴史研究会の友人と九品仏浄真寺(東京都世田谷区)へ参詣に行った。正午すぎの二子玉川駅改札口は大変な混雑で、駅周辺のカフェなど商業施設も「3密」防止無視の密集状態だった。ここは緊急事態宣言…
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インドでの感染拡大でIT企業のサプライチェーンに黄信号
先週14日、都内某所で文学サークルの読み合わせを終えて、午後4時すぎに行きつけの居酒屋に行くと入り口に「コロナで休業延長」と張り紙があった。別の居酒屋も休業、仕方がないので、そば屋に行くと「アルコー…
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株式市場はまるで自覚症状のない慢性患者…放置で合併症も
昨年4月16日、全国を対象とした「緊急事態宣言」が発令された。この日の新型コロナウイルス感染者数は576人、累計9362人、死者数12人(累計191人)だった。それから1年。2021年5月8日の感染…
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「オート上海2021」中国とドイツが連携して目指すEV大国
4月22日、日本自動車工業会はコロナ感染リスクを警戒し10月開催予定の「東京モーターショー2021」の開催中止を発表した。1954年以降、67年の歴史の中で開催中止は初めて。他方、コロナ禍を克服した…
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緊急事態宣言で市場の物色はPCR関連から再び巣ごもりへ
先週、友人と牡丹が咲くお寺として有名な真言宗豊山派の瑠璃光山薬王寺「禅定院」(東京都中野区)へ花見に行った。境内の牡丹庭園は季節を迎えて赤、白、黄などの牡丹が満開で、まさに極楽浄土のようだった。 …
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株価は上昇傾向でも…個人投資家の「日本株離れ」が加速中
久しぶりに東京・日本橋周辺を散策すると再開発の槌音に圧倒される。東京オリンピックが不発に終わったとしても、東京を国際金融センターにする計画は着実に進行している。平和不動産などが進める日本橋・兜町再開…
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欧米の製薬会社は天文学的な利益を上げそう…市場も注目
4月に入っても連日、新型コロナウイルスの感染者数の報道が続いている。大阪市は「まん延防止等重点措置」の対象指定を受けて「見回り隊」を組織し、時短要請対象の市内約6万店の飲食店への監視を強化する方針を…
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景気判断は紙からデジタルへ 渋沢栄一翁ならどう読む?
「株主総会へのご来場は、コロナ禍でお控えいただきたい」との総会通知を受け取った。都心に出かける用事はないが、春の陽気に誘われて、東京・丸の内に友人の画家の作品展を見に行った。ここは多くの大企業が本社を…
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「なりたい職業ランキング」で「会社員」がトップの波紋
第一生命が3月17日に2020年度の「将来なりたい職業ランキング」を発表。男子の小中高生、女子の中高生のトップは「会社員」だった。「会社員」との回答は1989年から91年に「サラリーマン」がベスト1…
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市場の関心は解散総選挙のタイミング ネットが主戦場に?
「がんばろう東北」 2011年3月11日の東日本大震災から10年とあって、先週のテレビ番組は震災特番が多かった。当時は、被災した東北の復旧に全国からボランティアが駆け付けたが、まさに体育館など…
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円安加速で保有株が目減り 海外勢は日本株を売ってくる
バイデン米政権発足後、NYダウは2月24日に3万1961ドルの史上最高値を付け、その後は、長期金利上昇を受けて高値圏でもみ合い、先週末は3万1496ドルで引けた。日経平均株価は2月25日に3万213…
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日米で異なる相場観 日本株式市場は「カネ余り」ではない
渋沢栄一は「日本資本主義の父」と評されるが、その資本主義の総本山、米国のNYダウは、2月24日にパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の金融緩和の長期化を示唆する発言を好感、3万1961ドルと史上…
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コロナ拡大第4波が心配だが…3月は草木生い茂る上昇相場へ
緊急事態宣言が発令された都府県は、3月7日の延長期限前に解除が決まるのか。 3月は重要な局面を迎える。新型コロナウイルス感染は、昨年1月を起点に4月、8月、12月とほぼ4カ月のサイクルで感染…
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「当り屋につけ」の格言 人気株の短期売買で勝ち馬に乗る
東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(83)の女性蔑視発言。トランプ米前大統領の女性蔑視ではないが、元首相で、それも人格形成の最終章の80歳を越えたにもかかわらず、性差別とは老人ボケで…
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バイデン政権最大の関心事は「中国経済」半導体も米国第一
東京五輪・パラリンピックが中止された場合、世界の保険会社が被る損失は20億~30億ドルと、世界的イベント中止に関連する損失としては過去最大となる恐れがあることが保険ブローカーの話で明らかになったとい…
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ロシア製・中国製ワクチン接種がアジアや南米でも始まった
ロシアの国立ガマレヤ研究所が開発した新型コロナウイルス感染症ワクチン(以下ワクチン)「スプートニクV」は、2月ごろまでに製造を凍結乾燥粉末に加工したものに切り替えるという。凍結乾燥ワクチンは、通常の…
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「リモートワーク実施率」が株高に直結? 投資基準に変化
政府は、営業時間の短縮要請に応じた飲食店や、その取引先などに給付金を支給する。対象は1月、もしくは2月の売上高が前年同月に対して半分以下となったこと。コロナ禍ではなく、経営力がなくて業績不振に陥って…
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米国ブルーウエーブ験則では株価上昇…09年は23%アップ
先週末、日経平均株価は約30年5カ月ぶりに2万8000円の大台を超え、終値は2万8139円だった。大手証券会社の投資リポートや市場関係者の株価予想を見ると2021年末まで日経平均株価の高値を2万80…
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リスクラバー投資家が好む地合い 企業の“勝ち負け”鮮明に
「Go To トラベル」中止の影響か、大晦日に近くの健康ランド(温泉施設)に出かけると、受付での検温はなく、レストランなど施設内は混み合っていた。露天風呂に行けばどの浴槽も混雑し、社会的距離は不可能。…