経済ニュースの核心
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HISが香港の投資会社にハウステンボスを売却へ…高すぎる?「総額800億円」のナゾ
売却総額は800億円規模──地元・九州財界関係者の間では早くもこんな観測が飛び交っているという。 旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)が長崎県佐世保市にある傘下のテーマパーク「ハウステンボ…
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「メガバンクvs野村・大和証券」戦争再燃へ…ファイアウオール規制緩和めぐり大激突
「さらに緩和すべきだ」(メガバンク幹部)、「いや絶対に緩和してはならない」(大手証券幹部)と、真逆の意見がぶつかり合うテーマがある。銀行と証券間の情報を隔てる壁(ファイアウオール)の規制緩和だ。 …
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新型コロナが再び感染爆発…緊急事態宣言で「休むも相場」か
毎朝行くフリーWi-Fiのあるファミレスは、テーブルのアクリル板がなくなり、ドリンクバーの使い捨て手袋もなくなった。ステーキレストランでもテーブルのアクリル板は撤去された。一部のファミレスでは、配膳…
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中古車価格が毎月2ケタ上昇の異常…歴史的高騰はいつまで続く?
中古車価格の歴史的高騰が続いている。中古車オークション運営の国内最大手、ユー・エス・エス(USS、プライム上場)がまとめた6月の平均落札単価は前年同月比25.5%アップの107.9万円。今年2月につ…
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安倍元首相急死と参院選自民大勝で…「日銀vsヘッジファンド」勝負の行方は?
安倍晋三元首相が凶弾に倒れ、参院選で自民党が大勝したことを受け、市場の注目は、日銀による大規模金融緩和の転換時期に集まっている。「安倍氏が亡くなったことで、大規模金融緩和がどうなるのかが最大の関心事…
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コロナ第7波「リモートワーク再拡大」で懸念される大規模な通信障害
新型コロナウイルス変異株の国内感染者が7月に入り激増、専門家は「感染第7波」が到来したと指摘した。この変異株は、これまでのウイルスよりも感染力が強く、感染者数は桁違いに増加する公算がある。国民のコロ…
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高級ブドウ「シャインマスカット」中国への無断流出は推計で年間100億円の損失
開発に費やした18年にも及ぶ歳月が徒労になりかねない事態だ。大粒で甘みが強いことで知られる高級ブドウ「シャインマスカット」。その中国への無断流出で年間100億円以上の損失が日本に生じているという。 …
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大手脱毛サロン「キレイモ」運営会社が経営危機! 幹部は倒産を否定するが…
大手脱毛サロン「キレイモ」「メンズキレイモ」を運営するヴィエリスが危機に瀕している。6月30日には現幹部男性がテレビ朝日の取材に応じて、「昨年11月30日に経営が交代した段階で、すでに経営が良くなく…
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LNGはさらに高騰か サハリン2問題で現実味「令和のオイルショック」の到来
NATO(北大西洋条約機構)のロシア制裁に同調した日本に対しての報復か。ロシアはサハリン2について、6月30日付で声明文を出した。それによると、ロシア政府が新会社を設立したうえで、現在の株主は1カ月…
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楽天グループ株価下落で価値は半値に…“悪夢再来”に気を揉む日本郵政
楽天グループの株価下落が止まらない。6月20日には一時582円と年初来安値を更新。その後も600円前後と昨年末比半値水準での取引が続く。最大の目玉だった携帯通信料金「ゼロ円」プランの今月廃止で加入者…
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パワハラで訴えられた「ハシモトホーム」とは? 40代男性社員が自殺し労災認定
青森県八戸市の住宅会社「ハシモトホーム」の青森支店に勤務していた40代の男性社員が自殺したのは、上司のパワハラが原因だとして、男性の遺族が6月20日、同社と橋本吉徳社長に対して約8000万円の損害賠…
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中国がEVで覇権を握る日…世界ベスト20に12社がランクイン
先週から今週にかけ東日本を中心に各地で気温が上昇している。気象庁によると、6月に日本国内で気温が40度に到達するのは観測史上初めて。東京都心では25日に35.4度と今年初の猛暑日を記録。観測史上最も…
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「柿の種」亀田製菓株が連続年初来高値 ライバルの工場停止で需要集中
「敵失」やコロナ禍からの需要回復にご祝儀相場も重なっての“椿事(ちんじ)”か。 「柿の種」で知られる米菓最大手の亀田製菓株が今月17日から先週23日まで5営業日連続年初来高値更新という騰勢劇を演…
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JR西やZOZOなど続々実施 株主総会も“バーチャル”の時代に…アバターが出席する日も近い?
「今年の株主総会はバーチャル総会元年と言っていい。自身の分身(アバター)で株主総会に参加する日も近いかもしれません」 こう話すのは大手信託銀行幹部だ。信託銀行は機関投資家として株主総会で議決権…
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日銀が恐れる株価暴落とさらなる円安 金融引き締めに動けない理由
日本銀行の黒田東彦総裁は17日、現時点での金融引き締めや利上げは景気の下押し圧力になり「適切でない」との見解を示した。欧米の中央銀行がエネルギー価格の急騰などから相次いで利上げをする中、異次元緩和政…
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外資系企業に異例の巨額拠出…台湾TSMCらに最大4760億円の補助金交付が決定
半導体企業に補助金──と聞いてエルピーダメモリを想起した人も少なくなかろう。公的資金300億円をのみ込んだ挙げ句、2012年2月末、会社更生法の適用を申請して経営破綻した「日の丸」半導体メーカーであ…
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日銀総裁「ポスト黒田」の有力候補に浮上…対照的な経歴の「2人の名前」
いま金融界で密かに読まれている本がある。前日銀副総裁の中曽宏氏(東大大学院経済学研究科金融教育センター特任教授、大和総研理事長)が著した「最後の防衛線 危機と日本銀行」(日経BP日本経済新聞出版刊)…
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岸田政権「骨太の方針」で“格差拡大第2幕”へ…非現実的な資産所得倍増計画
フランスの経済学者トマ・ピケティ氏らが運営する「世界不平等研究所」(本部パリ)によれば、2021年世界の上位1%の超富裕層の資産は、世界全体の個人資産の37.8%を占め、下位50%の資産は全体の2%…
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株主総会ピークも分散化進む 休日開催やバーチャル開催が増える一方で“リアル”も復活
3月期決算企業の株主総会がピークを迎えようとしている。対象上場企業のうち先週末までに総会を終えたのは全社のトップを切って5月27日に開催したスマホ向け高機能フィルムのKIMOTOや豊田自動織機などわ…
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りそなHD東和浩会長退任 波乱万丈のバンカー人生「銀行はなくなってもいい」に込めた哲学
「金融サービス業として40年、いろんなことがありましたが、“自由に仕事をさせてもらって、個人的には、本当に楽しかった”というのが、素直な感想です」 6月24日の株主総会を待って取締役会長を退任…
