経済ニュースの核心
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ブラックアウト寸前だった電力配給…中国の爆買いが背景に
年明け早々、寒波に伴う電力需要の増大に供給が追い付かず、一部の地方ではブラックアウト(広域停電)寸前だったことにお気づきだろうか。 電気事業連合会は1月10日に、「節電へのご協力のお願い」を…
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「リモートワーク実施率」が株高に直結? 投資基準に変化
政府は、営業時間の短縮要請に応じた飲食店や、その取引先などに給付金を支給する。対象は1月、もしくは2月の売上高が前年同月に対して半分以下となったこと。コロナ禍ではなく、経営力がなくて業績不振に陥って…
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AGCとセントラル硝子の統合見送りは「予想された結末」
経済産業省幹部らの苦虫を噛み潰す音が聞こえてきそうだ。生産能力が過剰でこのままではコスト競争力を失いかねないとして、かねて板ガラス業界に対し再編統合や設備集約化に取り組むよう強く促してきた経緯がある…
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任天堂が業績絶好調 創業家の資産運用会社がM&Aに参戦へ
新型コロナ禍の巣ごもり需要を背景に、大人気の「ニンテンドースイッチ」や、ゲームソフト「あつまれどうぶつの森」。リリースする任天堂の業績は絶好調だ。「2021年3月期の純利益は過去最高の3000億円を…
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米国ブルーウエーブ験則では株価上昇…09年は23%アップ
先週末、日経平均株価は約30年5カ月ぶりに2万8000円の大台を超え、終値は2万8139円だった。大手証券会社の投資リポートや市場関係者の株価予想を見ると2021年末まで日経平均株価の高値を2万80…
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JR貨物「株式上場」の野望…成長投資の目玉はレールゲート
将来の株式上場を“野望”に掲げる日本貨物鉄道(JR貨物)が事業基盤強化に向けて積極投資に乗りだす。 大型物流施設の建設や老朽設備の更新などに、2021年度からの10年間で総額4020億円を投…
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揺れる東芝、守る経産省…臨時株主総会を巡る攻防の行方は
東芝が揺れている。筆頭株主の投資ファンド、エフィッシモ・キャピタル・マネージメントと、米運用会社ファラロン・キャピタル系のチヌーク・ホールディングスの2社が臨時株主総会の開催を請求しているためだ。 …
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リスクラバー投資家が好む地合い 企業の“勝ち負け”鮮明に
「Go To トラベル」中止の影響か、大晦日に近くの健康ランド(温泉施設)に出かけると、受付での検温はなく、レストランなど施設内は混み合っていた。露天風呂に行けばどの浴槽も混雑し、社会的距離は不可能。…
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景気の先行指標“工作機械受注高”が2年2カ月ぶりプラス転換
果たして今年の景気回復を告げる“瑞兆”となるのか。景気の先行指標のひとつとされる工作機械受注額が2年2カ月ぶりに月次ベースで前年比プラスに転じた。 国内外の工作機械メーカー108社で構成する…
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市場が注目するDX35銘柄 銀行では「りそなHD」のみの理由
「銀行では唯一、うちがDX(デジタルトランスフォーメーション)35銘柄に選ばれているんですよ」 こう語るのは、りそなホールディングス(HD)の幹部だ。3メガバンクを凌駕する、りそなのDX戦略と…
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2021年の景気を経済指標から探る 悪化と考える企業は32%
政府は18日に2020年度の実質国内総生産(GDP)の成長率見通しを前年度比マイナス5・2%とし、予算編成の前提となる21年度の実質GDP成長率見通しを同4・0%(名目GDPでは4・4%)とすること…
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ミドリムシのユーグレナ キューサイ買収に投資家「複雑」
「ミドリムシ」と「青汁」。どちらも緑色だが、果たして相性はどうなのか。 東大発ベンチャーの「雄」で、微細藻ミドリムシを活用した機能性食品などを展開するユーグレナがケール青汁などで知られる健康食…
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「政投銀」の完全民営化は永遠に無理か…潰すに潰せない
日産自動車や三菱自動車への危機対応融資、上場が延期されているキオクシア(旧東芝メモリ)への投融資、全日本空輸(ANA)への劣後ローン供与など、潰すに潰せない大企業の救済スポンサーとなっている金融機関…
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株価上昇を牽引 師走相場の主役「値がさ株」に注目したい
JR6社は今月10日、年末年始期間(25日~来年1月5日)の新幹線、在来線の指定席予約状況を発表した。9日現在で予約数は前年同期比61%減の162万席。1日当たりの平均は13・5万席で、記録がある1…
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コクヨが踏み切ったショウワノートとの提携効果を疑問視
中学校から大学・社会人まで、ノートといえばブランドは「Campus(キャンパス)」とほぼ決まっていた。それが小学生向けの「ジャポニカ学習帳」と手を携えることになるとは――。 文房具国内最大手…
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日銀金利上乗せ対象へ 農協・信組さらなる再編の起爆剤か
日銀が導入する地域金融機関向けの金利上乗せ措置が、農協や信用組合にも適用される見通しとなった。金融機関が日銀に持つ当座預金に地域金融機関に限り特別に年0・1%の金利を付けるという救済措置で、金利収益…
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感染拡大で国債100兆円超えか 神のみぞ知る「師走の株価」
昨年の今ごろは、米中貿易戦争や香港民主化運動が頻繁に報道されていたが、新型コロナウイルスに関するニュースはあまりなかった。年明けの1月20日に中国湖北省武漢市当局が「人から人」への感染を確認。肺炎発…
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コロナ第3波で賃上げより雇用維持を優先か 21年春闘幕開け
果たして、コロナ禍での賃上げはどうなるのか。業績悪化で航空会社や旅行大手では“賃下げ”すら横行する中、21年春闘の幕が開く。 自動車大手や電機、鉄鋼などの労働組合が加盟する金属労協は先週、来…
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創業150年最強の企業集団「三菱グループ」収益急減で陰り
「ちょうどこの大転換期のなかで、いろんなところからまた新しい芽が出て、新しい三菱グループが出来上がっていくのではないかと信じております」 三菱グループが11月24日に開催した創業150年を記念…
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相場格言「子年繁盛、丑つまづき」コロナ禍深刻化を予言?
先週、某大手ゴルフ場会社が経営する郊外のゴルフ&ホテルに出掛けると、平日にもかかわらず大規模な駐車場には東京、神奈川、千葉など多様なナンバープレートでほぼ満車だった。完全予約制のモーニングビュッフェ…
