小林佳樹
著者のコラム一覧
小林佳樹金融ジャーナリスト

銀行・証券・保険業界などの金融界を40年近く取材するベテラン記者。政界・官界・民間企業のトライアングルを取材の基盤にしている。神出鬼没が身上で、親密な政治家からは「服部半蔵」と呼ばれている。本人はアカデミックな「マクロ経済」を論じたいのだが、周囲から期待されているのはディープな「裏話」であることに悩んで40年が経過してしまった。アナリスト崩れである。

創業150年最強の企業集団「三菱グループ」収益急減で陰り

公開日: 更新日:

「ちょうどこの大転換期のなかで、いろんなところからまた新しい芽が出て、新しい三菱グループが出来上がっていくのではないかと信じております」

 三菱グループが11月24日に開催した創業150年を記念した式典で、三菱重工の宮永俊一会長はこう力説した。三菱グループは1870年に創業者の岩崎弥太郎が海運業の経営に着手して、今年で創業150年を数える。都内で開かれた記念式典では三菱重工、三菱商事、三菱UFJ銀行の「三菱ご三家」はじめ、キリンビール、東京海上日動火災などグループ各社の社長・会長が顔を揃えた。

 三菱グループのルーツは土佐藩が大阪で経営していた「九十九商会」。それを土佐藩士であった岩崎弥太郎が買い受け「三菱商会」に改称したのが始まりだ。現在の「日本郵船」の前身であり、まず海運と商事を中心に発展した。「三菱」を象徴する「スリーダイヤ」のマークは、岩崎家の「三階菱」と、土佐藩主の山内家の家紋「三つ柏」を組み合わせたもので、グループの結束は固い。「組織の三菱」と称されるのはその端的な表れで、グループ主要企業の親睦団体「金曜会」を組織し、定期的に会合を開いている。グループ企業には各産業分野のリーディングカンパニーが数多い。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    東山紀之は結婚報告会見で妻・木村佳乃の名を出さなかった

  2. 2

    体調心配な菅首相に異変…“鉄壁のガースーヘア”にも綻びが

  3. 3

    SMAP独立騒動舞台裏…メリー氏は文春誌上で独自理論を展開

  4. 4

    綾瀬はるかは看板女優に…“恋敵”戸田恵梨香とガチンコ勝負

  5. 5

    キムタクと交際の噂があった“かおりん”直撃 9年近い交際

  6. 6

    阪神のドラフト下位ルーキーは意外にモノになる 期待は2人

  7. 7

    巨人清武球団代表の怒声が響く「寄せ集めに負けやがって」

  8. 8

    綾瀬はるか“新・視聴率の女王”確実も…恋愛成就を危ぶむ声

  9. 9

    NHK桑子真帆アナに“超肉食系”報道…結婚には完全マイナス

  10. 10

    コロナ禍で一部助っ人のみが来日できる裏側…球団なぜ差が

もっと見る