声を放つ 当事者の証言
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広陵高校野球部の暴力問題 新監督の言葉が浮き彫りにした問題の核心
部内の暴力問題により、夏の甲子園大会を途中で出場辞退した広陵高校の新チームが自校の野球場で秋季広島県大会北部地区予選に臨み、8月30日の初戦で油木高校に23-0、同31日の1位校決定戦で沼田高校に4…
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静岡2女性殺害事件の死刑囚は面会中、罪の意識で泣き続けた「私が生きていることに胸が痛む」
2010年5月、静岡県御殿場市の空き家の物置で同2月から失踪中の女性の遺体(享年26)が見つかり、女性と交際していたリフォーム業者の男、桑田一也(当時43)が殺人容疑で逮捕された。さらに桑田は05年…
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相模原路上会社員刺殺事件 被告人が無罪とされた判決で「犯人である可能性」を指摘された少年とその父
2017年12月12日の夜11時半ごろ、神奈川県相模原市南区の路上で会社員の男性(当時60)が何者かと口論になり、胸や腹を刃物で刺されて亡くなった。半年後、現場近くで暮らす派遣社員の男性O氏(同40…
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和歌山カレー事件「被害届の提出は警察に強制された」…被害者とされた男性が意外な告白
1998年に和歌山市で夏祭りのカレーに混入していた猛毒のヒ素で67人が死傷した事件から今月25日で27年。犯人とされる林真須美死刑囚(64)は当時、夫の健治氏(80)や知人男性に保険金目当てでヒ素を…
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門真市一家4人殺傷事件「私は安倍晋三に脳科学実験をされている」…精神障害の犯人が面会室で語った妄想の詳細
2016年10月19日未明、大阪府門真市の大工、川上幸伸さん(当時43)宅に近所で暮らす男が侵入し、就寝中の川上さんを短刀で約30回刺して殺害。3人の子供(同15~19)にも切りつけ、重いケガを負わ…
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「品川美容外科」捜査資料漏洩事件 実刑判決を受けた警視庁刑事ががん死するまでに語っていたこと
品川美容外科で起きた患者の死亡事故をめぐり、2011年7月、捜査にあたっていた警視庁の刑事が品川美容外科側に捜査資料を漏洩した容疑で逮捕された。刑事は懲戒免職処分となり、懲役10月の実刑判決を受けた…
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鈴鹿ネットショップ経営者殺害事件 有罪確定後に再審に繋がりそうな新証拠も
2012年に三重県鈴鹿市でネットショップ経営者の男性が殺害された事件は、懲役17年の刑に服する加藤映次受刑者(46)が一貫して無実を訴え、現在も津地裁に再審請求中だ。事件を冤罪として伝える報道はまだ…
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鳥取連続不審死事件 女性死刑囚が刑執行を待たず獄死…それでも被害者家族が納得できる理由
2009年に社会を騒がせた「鳥取連続不審死事件」の犯人、上田美由紀死刑囚は23年1月、収容先の広島拘置所で食べ物をのどに詰まらせ、窒息して死亡した。49歳だった。被害者遺族は、この意外な事件の結末を…
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松戸女子大生殺害放火事件 礼儀正しいが罪の意識がない犯人の“極端な二面性”
2009年10月、千葉大4年の荻野友花里さん(当時21)が松戸市のマンションの自室に侵入していた男に現金などを奪われ、包丁で刺殺され、室内に火を放たれた。逮捕された犯人の竪山辰美(同48)は、20代…
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神戸小1女児殺害事件の犯人が死刑判決破棄後、別の獄中者に明かした本心
2009年の裁判員制度施行以来、裁判員裁判の死刑判決8件が控訴審で破棄され、そのたびに物議を醸した。うち1件が14年9月に神戸市で起きた小1女児殺害事件だ。 私の手元には、この事件の犯人、君…
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天竜林業高校 成績改ざん事件 77歳になる元校長は17年間、無実を訴え続けている
2006年に静岡県浜松市の天竜林業高校(現・天竜高校)で起きた調査書の成績改ざん事件で、当時の校長・北川好伸氏(77)は08年に虚偽有印公文書作成と加重収賄の容疑で逮捕された。裁判では懲役2年6月(…
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埼玉愛犬家連続殺人事件 冤罪訴え獄中生活30年の女性死刑囚を支える娘「一緒に色んな景色を見たい」
1993年4~8月、埼玉県熊谷市を拠点に犬猫の繁殖販売業を営む夫婦が顧客ら4人を殺害したとされる「埼玉愛犬家連続殺人事件」。夫婦は共に裁判で死刑判決を受けたが、夫の関根元・死刑囚(享年75)は201…
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米原汚水タンク女性殺害事件 有罪が確定した不倫相手の上司は今も冤罪を主張している
滋賀県米原市で2009年6月、頭や顔を鈍器で乱打された女性(当時28)の遺体がマンホール下の汚水タンクから見つかった。逮捕された森田繁成受刑者(同40)は妻子ある身で、職場の部下だった被害女性と交際…
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横浜・深谷連続殺人事件 死刑が確定した「首謀者」の男は獄中で冤罪を訴え続けていた
内装工の男が2008~09年、自分を慕ういとこを意のままに操り、実行させたとされる「横浜・深谷連続殺人事件」は近年、テレビのドキュメントバラエティー番組で取り上げられ、有名になった。だが、死刑囚とな…
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鶴見事件で逮捕され30年余り無実を訴え獄死…死刑囚の獄中手記に綴られた「満腔の怒り」
1988年6月、横浜市鶴見区で金融不動産業を営む60代の夫婦が殺され、現金1200万円を奪われた。逮捕された男は死刑判決を受けたが、獄中で30年余りも無実を訴え続け、2021年に87歳で病死した。 …
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冤罪疑われる「飯塚事件」で死刑執行に携わった2人の元検事長が明かした内実
1992年に福岡県飯塚市で小1の女児2人が殺害された「飯塚事件」は今月20日で発生から33年になる。再審請求を準備中の2008年に死刑執行された久間三千年元死刑囚(享年70)の冤罪を疑う声が年々増え…
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マツダ本社工場暴走殺傷事件 犯人の元同僚男性が明かす意外な素顔
2010年6月22日の朝、広島市南区にある自動車メーカー・マツダの本社工場に一台の車が猛スピードで突入し、場内で社員らを次々にはね、1人を殺害、11人に重軽傷を負わせた。逮捕された犯人の引寺利明(5…
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広島LINE少女殺人事件 凄惨なリンチ殺人を主導した16歳少女の素顔と異常性癖
2013年6月、広島市の専修学校生の少女(当時16)が友人の無職少女A子(同16)ら16~21歳の男女7人に車で監禁され、殴る蹴る、たばこの火を顔面に押しつけられるなどの暴行を受けた末、山中で首を絞…
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袴田事件で巌さんの冤罪死刑に加担した最高裁裁判官4人 直撃取材でわかった「罪の意識の希薄さ」
1966年6月、静岡県清水市(当時)で味噌製造会社専務の一家4人が殺害された強盗殺人放火事件では、同社の従業員だった袴田巌さん(88)が警察の拷問により無実の罪を自白させられ、裁判で死刑が確定した。…
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会津美里町夫婦殺害事件 国賠訴訟で明かされた死刑評議の内幕…女性裁判員がストレス障害に
2012年7月、福島県の会津美里町で50代の夫婦が自宅に侵入してきた男に刃物でめった刺しにされて殺害され、現金などを奪われた。逮捕された犯人の男は裁判で死刑が確定。この間、郡山市の女性が、裁判員を務…