著者のコラム一覧
片岡健ノンフィクションライター

出版社リミアンドテッド代表。著作に、「平成監獄面会記」、同書が塚原洋一氏によりコミカライズされた「マンガ 『獄中面会物語』」(共に笠倉出版社)など。

松戸女子大生殺害放火事件 礼儀正しいが罪の意識がない犯人の“極端な二面性”

公開日: 更新日:
堅山からの手紙(著者提供)

 2009年10月、千葉大4年の荻野友花里さん(当時21)が松戸市のマンションの自室に侵入していた男に現金などを奪われ、包丁で刺殺され、室内に火を放たれた。逮捕された犯人の竪山辰美(同48)は、20代の頃から強盗や強姦を繰り返していた犯罪性向の根深い人物だった。

 竪山は犯行時、2度目の服役を終えて出所し、2カ月も経っていなかった。この間、ほかにも強盗や強姦などの犯罪を重ね、起訴された罪は13件に及んだ。

 そんな竪山だが、11年6月、千葉地裁の裁判員裁判で死刑を宣告された際は起立し、「ありがとうございます」と一礼したという。

 私はこの意外な礼儀正しさを報道で知り、竪山に関心を抱いた。そして獄中の竪山に取材依頼の手紙を出したのだった。 

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り1,155文字/全文1,486文字)

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンは2028年ロス五輪“出場”すら危うい現実 27年プレミア12が目先の焦点に

  2. 2

    サヘル・ローズさん「憲法9条がある日本は世界に平和を訴える独自の役割がある」

  3. 3

    横浜銀蝿Johnnyさん「キャロル『ファンキー・モンキー・ベイビー』のイントロと革ジャンを着て歌う姿にシビれた!」

  4. 4

    松重豊「孤独のグルメ」続投の裏にある《諸事情》とは…63歳ゴローさんがやめられない理由

  5. 5

    高市外交を「日本の恥」だと批判続出! 夕食会で踊り狂う写真をホワイトハウスが“さらし上げ”

  1. 6

    WBC惨敗は必然だった!井端監督の傲慢姿勢が招いたブルペン崩壊【総集編】

  2. 7

    “性的暴行”ジャンポケ斉藤慎二被告の「悪質性」法廷で明らかに…邪悪が跋扈する歪んだテレビ業界の権力構造

  3. 8

    相次ぐ海外勢欠場の幸運…日本勢は異例の“棚ボタ”メダルラッシュへ【25日開幕フィギュア世界選手権】

  4. 9

    『スマスロ ミリオンゴッド』が4月に登場 史上最高の射幸性を誇った初代『ミリオンゴッド』の伝説

  5. 10

    元ジャンポケ斉藤が裁判で無罪主張の裏で…妻・瀬戸サオリの“息子顔出し”と"名字"隠し投稿の意味深