しゃっくりが止まらない…何かの病気のサインでしょうか?

公開日: 更新日:

 しゃっくりは、胸部と腹部の仕切りである横隔膜がけいれんすることで発症します。特別な理由がないこともありますが一般的にはアルコールを一気飲みしたり、冷たいもの、熱いものを一気に食べたときの刺激によって起こります。通常は数分から長くても1、2日で収まりますが、1週間以上も続くようなら病院にかかりましょう。

 重大な病気が隠れているかもしれません。

 この重大な病気とは、消化管や肺、気管支、胸膜の病気である可能性もありますが、脳神経外科医として忠告したいのは脳腫瘍の症状としてしゃっくりだけが表れる患者さんがいるということです。これは脳幹にある脳神経を刺激しているためと考えられます。

 実際、しゃっくりが初発症状だった2人の脳腫瘍の患者さんを先月手術しました。いずれも長期間しゃっくりが止まらずに精査を行ったところ脳腫瘍が発覚。

 1人目は30代男性で、1年半ほどしゃっくりが止まらず、いろんな病院にかかっても原因が分かりませんでした。精神安定剤を処方されて症状を少し抑えていたのですが、次第に仕事上のミスが増えるといった支障が出始めて、頭部のMRI検査で巨大な脳腫瘍が分かったのです。手術後はあれほど苦しんでいたしゃっくりも完全に止まっています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人2年連続V逸で再び始まる“見境なしの大補強”…床田、坂倉、吉田正尚に小園海斗まで照準

  2. 2

    伊藤沙莉「劇場版『虎に翼』」に興収30億円期待も…豪華キャスト再集結でなお残る“ひとつの不安”

  3. 3

    阪神に来オフ「藤川GM×赤星監督」の仰天プラン浮上! 球団初のリーグ連覇も指揮官交代へ

  4. 4

    「タンス預金2000万円」相続税はどうやってバレる? 税務署が追う“亡き親の出金”

  5. 5

    阪神が佐藤輝明のメジャー流出に備え“金満補強”か…吉田正尚、元MVPゴールドシュミットら浮上

  1. 6

    大谷翔平は90打席ぶり一発どころかPSで本塁打量産も…地区S初戦で見せた“復調サイン”

  2. 7

    【阪神】2026年 戦力外通告選手一覧

  3. 8

    “引退説”の巨人・坂本勇人は来季も現役続行か…「特に二塁打記録更新には強い意欲」の証言

  4. 9

    梅野隆太郎&糸原健斗は戦力外回避か? 気になる阪神ベテラン功労者2人の処遇

  5. 10

    簗農相にまだまだ醜聞続出か?「道路予算カット」暴言も反省ゼロ…臨時国会は大混乱必至