単なる運動不足ではない! 糖尿病の人の足腰が弱るメカニズム
スポーツの秋がやってきた。涼しくなれば、「久しぶりに歩いてみよう」「ジムで筋トレでも始めよう」と考える人も多いだろう。しかし、糖尿病の人は注意が必要だ。糖尿病は筋肉そのものを衰えやすくし、神経や血管にもダメージを与える。そのため、「転倒しやすい体になっている」可能性がある。
糖尿病専門医で「しんクリニック」(東京・蒲田)の辛浩基院長に解説してもらった。
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「一般的に『運動不足だから足腰が弱る』と考えられていますが、糖尿病の人はそれだけが原因ではありません。高血糖が続くことで筋肉そのものが衰えやすくなり、神経や血管にもダメージが及びます。その結果、『歩くのが遅くなった』『階段がつらい』『よくつまずく』といったことが増えます。さらに筋肉が減ると、血糖値を処理する能力も低下し、糖尿病が悪化するという悪循環に陥るケースも少なくありません」
実際、糖尿病では、体を安定させる足の小さな筋肉が衰えることが分かっている。例えば、足のアーチを維持し、歩行時に足趾や足底を安定させる足部内在筋や足底組織の厚みが、健康な人に比べて減少していることが報告されている。


















