眠れない、胃もたれ、足がつる…「なんとなく不調」に効く漢方薬はこれだ
「芍薬と甘草の2種類だけというシンプルな構成で、筋肉の異常な緊張や痙攣を鎮める働きに優れています。数分で効いてくるほど即効性が高いのが特徴で、ゼリータイプも販売されています。『寝ている時に足がつってつらい』という人に、枕元に置いておくことを提案することもあります」
ゾクゾクッとした寒けが走ったら、風邪のひき始めと考えられる。葛根湯をすぐ飲もう。
「体を芯から温めて発汗を促し、体内に侵入したウイルスを早い段階で追い出す働きがあります。ポイントは、こじれる前の『あれ、風邪かな』という初期のタイミングで飲み、汗をかき始めたら飲むのをやめることです。熱っぽさが強くなってからでは、水分や体力を必要以上に消耗し、逆効果になります」
口内炎ができやすい人や、食べ過ぎで胃がもたれる人には半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)がおすすめだ。
「胃腸の炎症を鎮め、荒れた粘膜を修復しながら働きを整える処方なので、口内炎にも胃もたれにも共通して使えます。食べ過ぎで顔がほてる、口が乾く、胃に熱がこもっている感じが強いタイプには、熱を冷ます黄連解毒湯を合わせるとより効果的です」


















