疲れ、不眠、頻尿…「未病」にあたる不調を漢方薬で打ち消す

公開日: 更新日:

 なんとなく体の不調を感じるが、病気ともいえない状態を、東洋医学では「未病」として捉えている。この場合、早めに手を打ち病気へ発展させない“治未病”が大切だ。「疲れが取れない」「ぐっすり眠れない」「頻尿や尿漏れがよくある」はまさに「未病」にあたる。医学博士で鍼灸師の王瑞霞氏(日本医学柔整鍼灸専門学校鍼灸学科専任教員)に、どんな漢方薬を選べばいいのかを聞いた。

【疲れが取れない】

「漢方医学では人間の体は『気』『血』『水』の3つで構成されると考えます。気は、生命活動を営むエネルギー、血は、全身を巡って臓器や組織に栄養を与える物質、そして水は、血液以外の体液全般を指します。疲れが取れない場合は、『気』または『血』が不足していることが原因の一つと考え、これらを補う漢方薬を使います」

“疲労困憊”という言葉がピッタリくるほど疲労の度合いが大きい場合は「気」と「血」の両方が不足している。手術後や産後の衰弱しきっている時にも使う「十全大補湯」がお勧めだ。

 そこまでの疲労ではないが、やせ形・普段から顔色があまり良くない・胃腸が弱く、慢性胃炎や胃もたれをよく起こすという人は、「四君子湯」や「六君子湯」を。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網