西潟正人 — 著者のコラム一覧

西潟正人

魚の伝道師。東京海洋大海洋生命科学部非常勤講師（魚食文化論）。

捌きも調理も10分魚食いの実況中継

塩締めで水っぽさが抜けたイシモチの上質な白身をワサビで

公開日：2019/03/27 06:00　更新日：2019/03/27 06:00

イシモチ（Ｃ）日刊ゲンダイ

　一般にイシモチ（石持ち）と呼ばれるのは、内耳にある耳石が大きいからだ。スズキ目ニベ科の魚は１７種あるが、関東ではシログチが最も多い。

　東京湾なら、春のボート釣りだろうか。シロギス狙いに、シログチが掛かる。２０センチもあると強い引きにビックリするが、食味の人気はいまひとつ…

この記事は会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに会員登録すると続きをお読みいただけます。

今すぐ登録ログイン

【連載】捌きも調理も10分魚食いの実況中継

前の記事ヒラメは1センチほどの厚さのサイコロ状に塩ワサビで一杯 2019/03/20 06:00
次の記事「クロダイ」は金串に刺して火取りし皮つきのまま刺し身に 2019/04/03 06:00

この連載の一覧を見る

■関連記事