西潟正人
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西潟正人

魚の伝道師。東京海洋大海洋生命科学部非常勤講師(魚食文化論)。

ヒラメは1センチほどの厚さのサイコロ状に 塩ワサビで一杯

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 ヒラメやカレイの仲間は、体が平たく扁平(へんぺい)している。色の浅黒い方に両目があるから有眼側で、白っぽい方を無眼側という。どちらにも背部と腹部がある。目がある方を表、ない方を裏と呼びたくなる気持ちは分かるけど、それは間違い。

 実は、ふ化してから数週間は普通魚の格好で泳ぎ、やがて目の位置が左に寄って扁平するとヒラメ、右に寄るとカレイになる(例外もある)。魚屋で見慣れているわりに、奇妙な生き方をしている魚だ。

 カレイに代表されるマコガレイは、砂虫などを漁って食べるため、口が小さい。ヒラメは主に魚を捕食する。口が大きくて、鋭い歯を持っているのはそのためだ。

 両者とも初春が産卵期で、体力が充実する冬場に旬を迎える。ヒラメは、もちろん刺し身。マコガレイは、卵をたっぷりと腹に抱えた煮つけが総菜として喜ばれる。

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