10代の重大事件が相次ぐ神奈川・相模原市…現場から見えてくる「街の骨格」
「今はすっかり減りましたが、かつての相模原は暴走族が多くて……。市内を貫く国道16号と国道129号は、週末の深夜は爆音を鳴らす車やバイクだらけ。橋本、相模原、上溝、淵野辺など、駅ごとに暴走族があり、八王子、町田、海老名、大和など、周辺の族とケンカしていました。16号と129号がぶつかる橋本五差路では、暴走族同士のトラブルがしょっちゅうあったことを覚えています」
暴走族が街を走り回っていた時代からは何十年も経過している。若者を取り巻く環境も、街の雰囲気も変わった。それでも、車やバイクが走る幹線道路と、その先に広がる住宅地や工場、農地、河川敷という街の骨格は大きく変わっていない。
■「治安が悪い街」と決めつけるのは早い
人口70万人を超える大都市であれば、一定期間に複数の重大事件が発生すること自体は、決して珍しいことではない。今回取り上げた3つの事件も、特殊詐欺・強盗グループとの関係、元交際相手とのトラブル、少年同士のバイクを巡るトラブルと、背景はそれぞれ異なる。「相模原だから事件が起きた」と考えるのには無理がある。


















