女性専用の脱毛サロンが男子大会のスポンサーになった背景

初日１４オーバー最下位の真弓明信・前阪神監督（Ｃ）日刊ゲンダイ

【ミュゼプラチナム　ゴルフトーナメント（兵庫・ジャパンメモリアルゴルフクラブ＝７０１２ヤード・パー７１）】

　今大会の話題は前阪神監督、真弓明信氏（６１）のレギュラーツアー初参戦。

「今日はパットが入らなかった。２、３個入っていたら、ゴルフも変わってくれたと思う」（真弓氏）

　年間１２０ラウンドをこなし、ドライバー平均飛距離２５０ヤード、ベストスコア６６、ハンディキャップ３の腕前だが、１４オーバー（１５０位・最下位）とボロボロだった。

　それでもプロよりも有名アマが注目されるぐらい、男子大会は話題が少ないのがよくわかる。

　男子ツアーは人気低迷とともに、年々試合数が減り続けていたが、昨季に比べて３増３減と、どうにか前年の試合数はキープ。

　今大会は新規大会のひとつで、冠スポンサーは何をやっているの、とピンとこない向きも多いはずだ。それもそのはずで「ミュゼプラチナム」は、全国に展開する女性専用の美容脱毛サロンの店名。そんな会社（ジンコーポレーション）がなぜ男子大会のスポンサーに名乗りを上げたのか。ツアー関係者がこう説明する。