奇病「ぬけぬけ病」と闘っている教え子・吉田祐也選手にアッパレを送りたい
症状としては、走っている最中に脚に力が入らなくなったり、思うように動かなくなったり、あと「いきなり力が抜けてカックンとなる」というもの。主に長距離ランナーに見られる運動障害のひとつです。
2月の別府大分毎日マラソンで日本人トップの2位に入り、28年ロス五輪代表選考会となるMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)の出場権を獲得しました。その別大マラソンでは症状は出なかったのですが……。フィジカル的な苦しさに加えてメンタル面でも厳しい時期が続きました。常に「競技を続けられないのでは」という恐怖との闘いでもあり、アジア大会は「引退」の二文字を意識しながらの出場となったのです。
レース前に「プレッシャーを感じることはないんだよ。最後は自分の陸上人生の集大成としてスタートラインに立ちなさい。大好きな陸上を全うしなさい」とアドバイスして送り出しました。
アスリートには、必ず現役を引退する日が訪れます。いつかGMOの功労者として、生え抜きのコーチとして後進を指導してほしいと個人的には思っているところです。


















